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SHUREのノイキャンヘッドホン「 AONIC 50」が5月14日に発売!〜「ノイキャンの乱」 今度はヘッドホンに拡大〜

SHURE,SONY,Apple…ノイキャンヘッドホンの戦いが始まる!

 4月は,「ノイキャンイヤホン」が注目された月でした。  
 Technicsの「EAH-AZ70W」,ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless 2」が基礎いううように発売され,コロナウイルス影響下での「おうち時間」を楽しむためか,在庫不足になるほどの売上があったようですね。

 私も両方手に入れましたが,音質的に満足することができず…というかなり残念な判断を下さざるを得ない結果になりました。あくまでも「個人的に」ということですが。 

 現状,イヤホンは「MOMENTUM True Wireless(初代)」を残しているものの,ほぼ「MOMENTUM True Wireless 3」で聴いています。
 ゼンハイザー特有の豊かで艶のある低音が全体を包み込むと同時に,低音から高音まで突き抜けるような繋がりのよさ,適度な音場の広さや解像感の高さなど,モバイル環境で聴いているとは思えないほどのリスニング系の傑作だと,私は思っています。
 これが完全ワイヤレスで堪能できるのですから,もはや他の機種にはそう簡単に移行できない…と感じさせてくれる逸品です。

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 しかし,この5月。
 そんな私でも心が浮き足立つような新機種の情報が続々と届いています。SONY「WH-1000XM3」の後継機登場の噂もありますし,Apple「AirPods Studio」の発売が間近…というプロッサー氏のつぶやきあります。

 しかし,先陣を切ったのはSHUREでした!
 米国の名門が,初のノイキャン対応完全ワイヤレヘッドホン「AONIC 50」を5月14日に発売です!

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モニター系王道「SHURE」の音作りが気になる

 私が初めてSHUREのイヤホンを使用したのは,「SE535」でした。この後,「SE215」「SE535SpecialEdition」「SE846」なども購入しました。
 とにかく「高解像度」を追い求めていた時期です。この後,Westoneの音の柔らかさにも魅力を感じ出し,次第にダイナミックドライバーの奏でるリスニング寄りの音を好むようになった…という忌まわしき「沼」の歴史の初期段階のお話…。

 個人的に,「SHURE」といえば「モニターサウンド」というイメージが強いですね。
 とにかく「正確な音」の再現を狙っているというイメージ。その分,音の「楽しさ」を感じ取る部分に弱点を抱えているような印象。どちらがいいという問題ではありませんし,私のように年齢とともに好みが変わっていく事柄でもあります。

 しかし,そんな「SHURE」が満を持して登場させる「完全ワイヤレスノイキャン対応ヘッドホン」が,どのような音なのかは非常に興味があります。
 まあ,伝統のモニターサウンドを捨てることはないと思いますので,音場が広大…ということはないでしょうし,ダイナミック機のような艶のあるサウンドも厳しいかもしれません。しかし,フラットな音作りで,高解像度の音を安心して聴くことのできる「安定性」に関しては間違いがないところでしょう。

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 本来であれば,「ポチッ」として自分の耳で試してみたいところですが,今回はそこまでは心が動きませんでした。もちろん,今後の評判がすこぶるよければ考えるかもしれませんが…。
 その理由は,私のメイン機「MOMENTUM Wireless 3」の音に完全に満足しているからです。これまでも何回となくお伝えしてきた通り,ゼンハイザー特有の若干低音寄りで艶やかに下から上へと突き抜けるサウンドは,本当に聴いていて心地いいのです。

「イヤホン,ヘッドホンに関する最終的な好みは,ある程度の音質をもつ機種であれば総合的なバランスで決着する」
というのが,私の持論です。
 20万円の品であっても,全体のバランスのおいて不満が残れば結局は聴かなくなります。ユーザー個々が,どの部分を重視し,どの程度であったら許せるか…という,総合的な判断が全てだと考える分けです。
 そんな中,現状「MOMENTUM Wireless 3」は私にとってベストと言えるヘッドホン。恐らく,「SHURE」の音は,「ゼンハイザーにどっぷり浸かっている今の私には合わないのでは…」と考えます。そして,恐らくその判断は間違いがないでしょう。

 

選択肢が増えることはいいことです!

 今回の「 AONIC 50」は,とりあえずスルーしますが,今後のSONY機,Apple機を含め,「ノイキャンヘッドホン」の選択肢が増えることは,当然好ましいことです。

 Appleはこと音質に関してはなかなか厳しいでしょう。

 SONYも,ノイキャンは最強ですが,やはり音質に課題あり。

 ゼンハイザーは,ノイキャンがやや弱め(十分ですが,他と比較すると)ですので,今後音質とのバランスをどのように考えるのか?

 当然ですが,「完全」と言える機種など存在しません。
 しかし,今回の取り上げた機種はそれなりのお値段がするものばかりです。ということはやはり,「音質」に関してもそれなりのものを期待したくなります。
 各メーカーには,しっかりとした音質を保障した上で,付加機能を充実させていく…という方向性だけは見失わないようにしてもらいたいものです。

 恐らく…。
 これらの新機種が全て出そろっても,「MOMENTUM Wireless 3」の音質の優秀さは抜きん出ているのでは…と予想します。
 それだけ素晴らしいです,「MOMENTUM Wireless 3」。

 

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