コロナ後の物品購入を考える…
コロナウイルスの影響で世界的に閉鎖されていたApple Storeに，再開に向けた動きが出てきています。喜ばしいことです。
しかし，コロナウイルスの影響が今後しばらくは続くであろう現状を考えると，「ものを買う」という行為自体についての考えを変えて行かなければならないのかもしれません。
それでも，世の中のショッピングにおける「ネット」の役割は分野によっては「主流」といえるものにまで拡大していますね。私も，新作の「書籍」に関しては，ほぼ実店舗では購入しなくなりました。PC関係，家電系，カメラ系等に関しても同様ですね。大物の家電で，設置場所や方法について相談が必要なもの以外はネット販売利用…。
時代は変わったものです。
実店舗購入のよさも当然あるわけですが，コロナの影響を度外視しても，時間，労力，コストの面で，今後もネット販売の強みが薄れることはないでしょう。
そんな中，Appleが，Online Store利用を促すための案内ページを，HP上に用意したようです。多くの方がすでに利用しているでしょうが，特にAppleに関しては，臆せずネットの利用をしていくのが「吉」だと考えます。
ページ自体は珍しく洗練させていないが…
Appleとすれば，「閉鎖している実店舗が多いので，どんどんOnline Storeを利用してください」ということなのでしょうが，このページ，英語表記しか対応していないようですし，このページ内だけで全てが完結するわけではなく，結局は言語選択をすることで各国のAppleのHPに飛ばされることになるようで，使い勝手はすこぶる悪いです。
できれば一発で各国の販売ページなりサポートページ等に飛べるようにしてもらいたかったです。
それはさておき…。
私は，Apple製品に関しては，どんどんOnline Storeを活用すべきだと考えます。
個人的には，iPhoneのキャリア契約に関しては対面で行いたいので，「auのHP上で予約して家電量販店での受け取り」という形にしていますが，それ以外のデバイス「Mac」「iPad」「AppleWatch」等は全てApple Online Storeから直接購入しています。
実店舗で購入することのメリットとしては，「修理等の有事の際の対応」が真っ先に挙げられるでしょう（あっ，そもそも大都市にしかApple Storeの実店舗は存在しませんが…）。しかし，Appleに関しては結局は全てAppleが全ての権限を握っており，一般の販売店はただの通過点にしか過ぎません。どうせだったら直接Appleと交渉した方が断然スムーズです。
さらに，Apple製品に関しては，そのシリアルナンバーやiCloudとの繋がりをAppleが全て掌握しており，こちらの利用状況や立場を考えて対応してもらえることが可能です。同一のApple IDで利用しているデバイスがリアルタイムで表示されているのを見ると，Appleの情報収集力が怖くなったりしますが…。
極めつけは，サポート体制の充実ぶりです。
電話やチャットでサポートを受けたことが何回かありますが，指定の時刻にAppleから直接電話があったり，チャット内で修理等の手続きまで済んでしまったりと，驚くほどサポート体制がしっかりしていますし，その質も素晴らしいです。
まあ，これはAppleだけではなく，SONYもチャットで対応してくれましたし，仮想化アプリのParallelsに関しては，トラブルの際にリモートで当方のiMacを操作してくれたこともありました。
Appleに関しては，デバイスの集配に関してもヤマト運輸と組んで，自宅まで引き取りに来てくれますし，サポートには本当に何の心配も要りません。
だとすれば，もっともっと積極的にOnline Storeを活用すべきだと思いますし，地方などで，「MacやiPadを売っている店が近くにない」という場合でも，二の足を踏む必要もないわけです。
私よりも年が上の世代の方々にも，「実店舗」という壁を越え，是非ともApple製品を使ってもらいたいものです。
