「iPhone 12mini」の正統進化はなるか…
iPhone12シリーズの最廉価版であり,最小モデルになると予想されている「5.4インチ型iPhone」に関しては,そのネーミングと筐体デザインに関して様々なリーク情報が錯綜していました。
まずもって「mini」というネーミング。
「Max」を採用したAppleですので,あり得そう…と考えてしまうくらいのダサダサぶりですが,なにかこのまま行きそうな気配です。何で素直に「無印iPhone」で行かないのかな?
そして,物議を醸しているもう一点は,
「5.4インチモデルは,これまでのアスペクト比よりも縦長になるのでは…?」
という噂。
これに関しては,
「他のiPhoneやアプリ開発の面からもありえないのでは…」
という記事を以前に書きました。
「アスペクト比はそのままに,純粋にiPhoneSEよりもコンパクトな筐体にした上で5.4インチのディスプレイを確保する」
という別情報もあったため,個人的には後者のようなモデルになれば爆売れするのでは…という考えも添えさせていただきました。
そんな中,「アスペクト比維持型」の追加情報があったようです。
よしよし,このまま「コンパクトである程度の画面サイズをキープしたモデル」の誕生と行きましょう!
どうしても気になる「6インチの壁」
記事によると,以前と同様の「アスペクト比キープ5.4インチiPhone」の情報が追加で出回っているようですね。
今回は,以下のようなデータも出回っております。
気になるのが,パネル製造メーカーがSamsungとなっていること。
んっ? 「Pro」のみがSamsungで…という情報が大勢を占めていたような…? まあ,こちらは追々明らかになってくることでしょう。
いや〜,本当にこのままで行っていただきたい。
これ以上,変に縦長になってしまうことには大反対です。
iPhoneSEの上下のベゼル部分を削ることで,「画面のインチアップを図りながらも筐体サイズを小さくする」ということは非常に理に適っていますし,ジョブズ時代の「iPhoneのコンパクト性」という美点を再認識する上でも非常に大きな意味をもつといえます。
私はiPhone11Proを利用していますが,「5.8インチ」が取り回しのしやすさでいえば限界です。「Apple Pencilによる書き込み」が加わるのであれば,現行のMaxサイズでも利用したいと思いますが,その条件がないのであれば,「6インチ」という大きな壁を敢えて越えようとは思いません。
現行「6.1インチ」は,どちらかというと「Max寄り」のサイズ感だと,実際に持った際に感じましたので…。
これでバッテリーもちが11Pro並みであれば…
画面サイズは「5.4ンチ」で十分。
私がそれ以上に気になるのは,「バッテリーもち」。
現在のiPhone11Proのバッテリーもちは非常に優秀で,個人的にはこの部分がiPhoneXSとの最大の相違点だと感じるほどです。
サイズが小さくなることで,現行の「Pro」よりも目に見えてバッテリーもちが悪くなるようならば,「筐体の小型化」のメリットが消え失せてしまいそうで怖いのです。
Appleには,是非とも,
「iPhone mini=iPhone11 Pro程度のバッテリーもち」
を保障してもらいたいものです。
新型iPhoneSEに関しては,どうしても上位機種と比べると,バッテリーに関しては分が悪いようです。有機EL搭載ということで,「mini」にはがんばってもらいたいのですが…。
どうしても本体のバッテリーサイズが縮小することが大きなマイナスになりそうな気がして,その点だけが気がかりです…。