第10世代,Corei7なのに…
コロナウイルスの影響か,先日発売となったMacBookPro13インチモデルのカスタマイズモデルが,ようやくここに来てユーザーの元に届き始めているようです。
Intelの第10世代CPUである「Ice Lake」が搭載され,大きな性能Upが期待されるモデルのようです。
「14インチ化」が果たせなかったことで,「性能Up」に期待して購入した方も多いのではないでしょうか?
そんな中…。
いつも観させていただいている「Appleが大好きなんだよ」さんも到着レビュー動画をアップしていたのですが,どうも気になる内容となっておりました。
新型13インチの方が,動画書き出しが大幅に遅くなる?
ベンチマークは優秀なのに…?
まずもって,この動画で紹介されているベンチマークを見てみると…。
Geekbenchのシングル,マルチとも,第8世代CPUを搭載する2019年モデルよりも大きくスコアを伸ばす結果になっています。
また,グラフィック性能を測るMetal,OPEN CLも同様の結果に。
やはり「Ice Lake強し」の印象を受けますね。
しかし,実際に動画書き出しをしてみると,以下のような結果になったというのです。
あれあれ?
旧モデルが「12分55秒」で終了したタスクが,新モデルでは「14分30秒」もかかってしまいました。実質「1分35秒」の遅延。これは致命的です。
これまでも,MacBook Proのパフォーマンスにおいては,冷却や動作クロックの問題から,期待通りの性能が発揮できないことがあったように記憶しています。
今回の新13インチの「性能頭打ち」問題は,いったに何に起因するものなのでしょうか?
果たして,何かしらのソフト的なファームウェアアップデートで対応できる類いのものなにか?
それとも,チューニングの問題で,動画書き出し等の一部の作業では十分な性能が発揮できなくなっており,調整不可なのか?
我々ユーザーからすると,
「新モデルで,性能が向上した部品を搭載しているのだから,全体的なパフォーマンスも向上してしかるべき」
と,当然考えます。
もし今回の現象が本モデルにとって一般的なものであり,修復困難な事態なのであれば,今回の13インチモデルは「地雷」となってしまいますが…。
さて,今後の動向が気になりますね。