Mac Proとご対面!
「Pro Display XDR」での目を覆いたくなるようなやり取りの後,思ったよりも早くMac Proが到着しました。
「Pro Display XDR」は中国での生産で,DHLが輸送を担当しており,トラブルの元を作りましたが,「Mac Pro」は「米国産」でした。
当然,上海での生産を想定していましたので,ちょっと驚きました。
どおりで生産,輸送に関するステータスがはっきりしないまま,いきなり「西濃運輸」から配達確認の電話がかかってくるはずです。
今回は,DHLに関しても決して連絡が分かりやすく迅速であったわけではありませんでしたし,Mac Proに関しては「米国産」はうれしいものの,肝心の「連絡機能」が全く働かない状況。
これまでの「上海生産→ヤマト引き取り→船便」の方が,安心できた…というのが率直な感想です。
荷物の動きが詳細に分かりますし,何しろ正確で迅速。しかも,引き取りから自宅までの輸送をを全てヤマト運輸で引き受けているため,私が被ったような「連携ミス」がありません。「航空便」であっても結局遅くなったり,輸送の進捗状況が分からないのでは,おおいなる不安を抱いていしまいます。
今回の取引が,「超高額」だったこともあり,私の中では「ヤマト運輸最強説」が強まりました。
さて,前置きはさておき…。
これが届いたMac Pro。
スペックは以下の通り。
さあ,何はともあれ,「体力測定」と行きましょう。
さすがのスペックに自己満足!
さて,まずは比較材料として,私がこれまで使用していた「iMac(2019)梅モデル」のGeekbench5でのデータをご紹介しましょう。ちなみに,「メモリ16GB,SSD1GB」にアップグレードしています。
なんとも平凡なスコアではありますが,まあまあ,これで大きな不満無く使うことができていました。
ちなみに,こちらが「Geekbench4」で計測したときの記事です。
さあ,ここからMac Proのデータに行きましょう。
数値としては,驚愕のものとなっています。
シングルのスコアは,最新の「Comet Lake」と比較すると少し低いのでしょうが,マルチ,グラフィックのデータがヤバいことになっております。
更に,「BlackMagic」でのディスクスピードテスト。上がiMac(2019),下がMac Proです。このときのiMacは,書き込みスピードが物足りなかった記憶がありましたが,Mac Proはその分を差し引いても好結果となりました。
Mac Proは,ストレージ容量が4TBと,大容量ほど速くなるといわれているSSDの性質を考慮する必要があるかもしれませんが,それにしても「爆速」でしょう。
個体差はプラスαに働く
Geekbenchのデータベースを見ると,以下のようになっていますね。
上が「シングルスコア」,下が「マルチスコア」。
私のMac Proは,マルチ,シングルとも,登録されているスコアを超えています。
CPUだけでなく,GPU,ストレージ,メモリ等のトータルバランスによってスコアが上下するでしょうから,私にとってはうれしい数値の「揺れ」となりました。
次回は,動画のエンコードなどの重い作業ではなく,これまで自分が行っていた動作において,Mac Proでは「何が違うのか?」,はたまた「変わらないのか」の,それこそファーストインプレッションをお届けしようかと思います。
詳しいものにはならないかもしれませんが…。