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Mac Pro(2019)購入記②〜アプリ動作・ファーストインプレッション編 パート1〜

Mac Proはアプリ単体の動作にどのような影響を及ぼすのか?

 Mac Proの運用を始めました。

 ベンチマークの数値は期待以上。 というか,驚異的なものでした。

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 マルチタスクや動画編集等,Mac Proのパワーが十分に生きるシチュエーションは限られてくるのでしょうが,当然,それよりも軽いアプリにおける快適性が,どの程度向上するのかも気になるところ。

 Mac Proのパワーが多少は感じられるのか?
 それとも,過剰なパワーは,一般的な用途には何の力にもならないのか?

 ほんのちょっと触っただけの正に「ファーストインプレッション」ですが,これまで使用していた「iMac(2019)・梅モデルCTO」との比較から感じたままを書かせていただきます。

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「劇的」ではないものの,確実に感じるキビキビ感と滑らかさ

 ①Safari

 まずは最も使用するものの代表として「Safari」。
 私は「Dark Reader」でダークモード化して使用しているのですが,これが結構マシンの負担になっています。iMac(2019)では,画面切り替え時,新しいWebページを読み込んでダーク化するのに,「明らかにマシンパワーを使っているな…」と感じるようなラグがありました。
 iMac(2017)から買い替えした際に,随分改善したと感じてはいたのですが,どうしてもそのラグは消えなかったのです。

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 しかし…。
 Mac Proでは,複数のページを立ち上げるような使い方をしても,その「ラグ」を感じることがありません。画面が切り替わる際の違和感がないのです。

 これ,グラフィックの力かな…と感じます。
 これまでも,Macを買い換え,グラフィックの力が向上するとともに,Safariの快適性が向上してきました。ゲームやレンダリング等の「力業系」ではありませんが,日常的に活用するアプリだからこそ,些細な挙動が安定してくれることはかなりうれしいことです。

 その他,ページ読み込みの突っかかりのようなものも消え,読み込みスピードも安定しています。もちろん,このためだけにMac Proを購入する方はいないでしょうが,私にとってはかなり重要なファクターとなりました。

②Canon DPP4(Digital Photo Professional4)

 次に,Canon純正のRAW現像アプリ「DPP4」です。
 バージョン4になり,高機能になった反面,異様なほどに動作が重くなったと悪評の高いアプリ。私は,純正レンズの特性を十分に活かしてくれるとや,色再現性の正確さの面で,どうしてもこのアプリを使用したいのです。

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「マシンパワーが上がっても,動作はさほど改善しない…」
という定評があるアプリなのですが,どの程度のものかを体感してみました。

 結論からいうと…。
 Mac Proをしても,飛躍的な動作改善は認められませんでした。残念です。
 とにかく,ファイルを読み込む時間がかかりすぎなのです。しばらくの間,読み込み中である「グルグルマーク」が回転し,待たされることになります。この「ファイル読み込み」に関しては,iMacと殆ど変化がない結果でした。

 一旦読み込まれてからの画像編集に関しては,「激変」とは到底言えませんが,一定の改善は見られました。それにしても「待たされる」ことに変わりはありませんので,多少ストレスか改善されるか…というくらいです。

 ファイル変換等でのバッチ処理では,マシンパワーが有効に働くという記事も見かけたことがありますが,編集までの段階での大きな改善に期待していただけに,拍子抜けした気分です。
 それにしてもこのDPP4のアルゴリズム,相当劣悪だということが証明されました。Canonも,さすがにこのままではまずいと思いますので,もう少しキビキビと動く「DPP5」を発表してもらいたいものです。

 次回は,仮想化アプリ「Parallels」に関するファーストインプレッションを…。

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