「iPhoneOS」の情報は罠?
WWDC2020開催直前,Apple関連のリークで圧倒的な正解率を誇ってきたプロッサー氏が,
「iPhoneOS」
といきなりつぶやきました。
当時は,前年の「iPadOS」への変更やプロッサー氏の驚異的な的中率からして,「あり得るかも…」と考えていたのですが,結果は完全なミス。「iOS14」が発表されました。
その他にも,「AirPowerが発表される」「iOS14でのWidgetは,2020年は実装されない」といったプロッサー氏情報が誤りだったことがわかり,
「プロッサー氏,どうした?」
と思っていたところに,結構衝撃的な情報が届きました。
プロッサー氏は,Appleから偽情報を掴まされていた?
Appleは,情報提供者を特定か?
記事によると,
Macworldの記者,デビット・プライス氏は,「プロッサー氏はニセの情報を掴まされたのだ」と記し,「Appleはプロッサー氏へのリーク元らしき人物を推測し,その人物にあえて間違った情報を流してプロッサー氏の反応を確認することで,リーク元の特定に成功した可能性がある
と予想しているようです。
腑に落ちる点もあります。
以前,プロッサー氏のあまりに正確な情報リークに業を煮やしたAppleが,その情報提供者特定に動き出した…という記事を見かけていたのです。
これらの情報が正しいとすれば,正にスパイ映画さながらの展開で,Apple側が情報漏洩を阻止したことになりますね。
もちろん情報を漏らした側には厳しい処分が科されているでしょうし,今後プロッサー氏に対する同様のルートからの情報提供は厳しい情勢となることは必至です。
プロッサー氏の真価が問われる今後
さて,問題はプロッサー氏の今後ですね。
Twitterにしても,YouTube動画にしても,時として非常に強気な姿勢が目立つことも多かったプロッサー氏。その自信の裏側にあったであろう重要なリーク元を失ったのだとすれば,以前のような情報提供は難しくなることが予想されます。
このまま尻すぼみになってしまうのか…。
それとも,新たな情報提供者を獲得し,以前のような勢いを取り戻すことができるのか…。
今後の発表が予想される,AppleSilicon Mac,iPhone12,AppleWatch,MiniLED搭載デバイスの新たな情報に置いて,氏の真価が問われることになるでしょう。