予約開始日から「供給不足」を示唆
待望のCanon「EOS R5」「R6」の正式発表が行われたのが7月9日。
翌10日から,早速予約が開始されたのですが,何とその日のうちにCanonHPに不吉な予告がされていたようで…。
それが以下のようなもの。
「予想以上の注文があった際には,お届けまでに時間がかかる可能性がある」
ということを,予約開始直後に予告していたようなのです。
この告知が10日の何時頃にアップされたかは分かりませんが,Canonからすると「先手を打った」ということになるかもしれません。
コロナウイルスの影響で,ただでさえ正式発表自体が遅れていたこともあり,「初期流通量がかなり少なくなるのでは…」ということは以前から予想させていたことは確かです。
そして,どうやらそれが現実になったようで…。
「R5」「R6」ともに,早くも初回納品分は予約で埋まった?
「予想を上回る注文をいただいている」に表記が変更
10日にCanonから出された文言は前掲しましたが,実はその内容が13日に変更となりました。変更後の文章がこちら。
「予想を上回る注文をいただいた場合には…」としていた箇所が,「予想を上回る注文をいただいており…」に変更されています。
ということは,少なくても「13日」までの段階で,初回納品分の台数は埋まっているということ。
しかし,13日までの分…ということであれば,恐らくは今回の「R5」「R6」の初回ロットのリスクを承知の上でもオーダーしたいユーザーであれば,もはやとっくに予約は済んでいる時期のはずです。「13日」,あるいはその前日の「12日」が初回納品分だとすれば,今回の発売を心待ちにしていた層の大部分には行き渡ると考えてもいいでしょう。
ただ…。
10日の「午前10時」という予約開始時刻に合わせ,当然かなりの方々がオーダーをかけているはずです。先日お伝えしたように,私は仕事の都合で「10:52」のオーダー完了でした。
個人的には,これでも「出遅れた…」と感じています。半ば「初回分は無理かな…」とも考えているのですが,どうでしょう。
今回のCanonの13日の発表が,「初期納品分が裁けたことを確認しての打ち切り宣言」であれば,10日,11日にオーダーした方々には発売日に実機が届くことになるでしょうが,実際は早々に初期納品分が埋まっていたのにもかかわらず,「供給不足宣言」を遅々と出したのであれば,10日にオーダーが済んでいるユーザーでさえも一気に怪しくなっていきます。
そして,これも先日お伝えしたとおり,恐らくは量販店側も,初期入荷台数は把握していないものと思われます。
知るのはCanonばかりなり…。
ドキドキする日々が続きますね。
Amazonでは「予約受付中」…即納できるの?
ところで,これまで鳴りを潜めていたAmazonでも,7月14日に両機の販売ページがアップされました。
何と,今のところ「予約受付中」です。しかも,お届け予定日が「8/1〜3」となっており,即納できる状態のようなのです。(7/14・19時現在)
Amazon,本当か?
もしこれが本当なのであれば,量販店での予約で出遅れた方々が大逆転できる状況なのでは?
さて,どうなるでしょう?