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2020年前半の「iPhone通知票」〜コロナ禍の中で動きを生み出したiPhoneSEが鍵を握る!〜

コロナ禍におけるiPhoneの売上傾向は?

 8月に入ると,9月以降のiPhone12発売に向けた動きに一気に注目が集まっていきます。
 しかし, 2020年前半を振り返ると,まずもってコロナの影響で市場が大きくかき回されました。当然各スマホメーカーの売上に大きな影響があったわけですが,iPhoneにおける「2020年前半」の意味合いを考えるのにうってつけの資料が紹介されている記事を見つけました。

 どうやら,Appleにおける今年前半の鍵は「iPhoneSE」だったようです。

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iPhoneが踏みとどまった理由が「iPhoneSE」!

 思い起こすに,当初は3月中の登場が噂されていた「iPhoneSE(第二世代)」ですが,コロナの影響で一時は大幅な発売の遅れが取り沙汰されていました。しかし,蓋を開けてみると4月中の発売にこぎつけることができたわけで…。結果とすれば,これが大きかったのかもしれません。
 記事内にある以下のグラフを見ると,売上を大きく減らしているメーカーの中にあって,Appleは比較的その被害を小さなものに抑えているような印象を受けます。

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 まあ,Samsungの強さの理由が今ひとつわからないのですが,それにしてもこの程度で収まっているのであれば御の字という感じなのではないでしょうか?(米国内データということで,この中にHUAWEIが入ってないあたりに闇を感じます)

 では,何故このような結果になったか…ということを考えるのにうってつけの資料も掲載されています。

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 2019年と2020年のiPhoneの売上機種構成を比較すると,2019年が「XR頼み」だったのが,今年は「11」「11Pro」「SE」が満遍なく売れているのがわかります。
 しかしよく考えると,第二世代「SE」が発売されたのが4月ですので,たった2ヶ月半の売上が,1年間の売上の20%近くを占める…という仰天の結果となっているわけで,いかにSEが勢いよく売れているのかがわかりますね。

 また,2020年で特徴的なのが「11」と「11Pro」の売上台数がほぼ互角であり,「XS」と「XR」の比率と高対象だということ。フラッグシップがある程度売れる…ということは,売上金額的にも,シリーズのイメージ戦略的にも絶対的に好ましいことだと考えます。やはり「11シリーズ」は成功だった…と言える世代だったのでしょう。

 さらに「SE」を考えるに,

○AndroidからiPhoneへの移行を促した機種
○同一機種を3年以上使っていたユーザーの買い替えを促した機種

だということもわかります。

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 機種単独で考えると,機種代金が低く,Appleからすれば「設けの少ない機種」とも言えるiPhoneSEですが,トータルで考えると,ユーザーとの間に立って「風通しをよくした機種」と言えるのではないでしょうか?

 もしiPhoneSEが発売されていなかったら…。
 iPhoneユーザーの考え方そのものが凝り固まり,おそらくは相当売上が落ち込んだのではないかと考えます。
 「春と秋」に売上のきっかけを2回作ろうとする今年から始まったAppleの意識改革が,コロナ禍のもとでいい方向で働いたと言えましょう。

 「5.4インチ」のサイズが登場するなど,今まで以上に選択肢が広がる予感がしている「iPhone12シリーズ」。SEのように,アップル側からユーザーに提案をするという働きかけが,今後より重要になっていくのでは…と考えます。