ついに「R5」と「R6」を同時比較!
Canon R5の発売を間近に控え,画像比較サイトの情報も頻繁に更新されているようです。本ブログでは,これまでも,様々な比較サイトの情報をアップしてきました。
この度,「dpreview.com」で,「R5」「R6」の画像同時比較ができるようになっていました。「NikonZ7」,「SONYα7RⅣ」とも比較できるようですので,皆さんもご自分の目で確かめて観てはいかがでしょうか?
トータルバランスでは「R5」に1票!
以下は完全に私の個人的な見解ですが…。
トータルバランスでは「R5」に1票,というところです。
上記サイトでじっくり観察すると,Canon R5が満遍なく高性能ぶりを発揮してるのに比べ,
・NikonZ7は,「最もくっきりはっきりの画像ではあるが,いかんせん偽色が気になる」
・SONYα7RⅣは,「画素数の割には初期設定が眠た目の設定であり,色味も地味」
という印象です。
しかし,SONYα7RⅣに関しては,後々の調整でなんとでもなる懐の深さを感じさせるあたりは「6,200万画素」の余裕も感じました。反面,RAW画像1枚のデータが「120MB」もあり,さすがにハンドリングは悪そうです。
画素数でいえば,当然といえば当然ですが,「R6」は相当分が悪いですね。「2,000万画素で十分」という使い方に限定するのであれば問題ないのでしょうが,A3等のプリントサイズだったり,トリミングを考えたりするのであれば,やはり安心なのは「R5」となるでしょう。
また,「R6」が優位なはずの好感度帯の画像でも,波乱の予感です。
冒頭で紹介した過去記事にもありましたが,「R6の高感度画像のノイズ」には,低画素機の優位さを感じることができません。
上の「ISO12,800」の画像でも,最もノイズが少ないのは「R5」のように見えます。もしこれが全般的に言えるのだとすれば,「R5は高画素と低ノイズを両立させたモンスター機」と位置付けることができるかもしれません。
RAWデータサイズも,同画素数のZ7よりも大幅に小さくなっていますし,正にスチル分野においては「隙無し」と行ったところではないでしょうか?
これに,ボディ内手ぶれ補正,高性能瞳focus,8K動画機能等の付加価値が付いてくるのですから,CPの面から考えても,やはり現状最強機種と言えるのでは?
今後,供給が追いつき,市場に十分出回るようになれば,一般のユーザーからの評価が上がってくることでしょう。その際の評判によっては,一気にCanonが挽回できるような状況になっていくのかもしれません。
いや,Canonとすれば,ここでSONYに追いつかないと,明るい未来はないのかもしれません。