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A14チップは着々と生産されている?〜やはり気になるそのマルチ・グラフィック性能〜

A14チップの画像流出?

 今年度は,コロナウイルスの影響によってiPhoneの発売時期予想に揺らぎが出ていますね。 

 そんな中でも,ディスプレイやAチップの生産が進んでいるという情報は流れていたのですが,この度「A14チップ」とされる画像が流出しています。
 これが本物かどうかはさておき,やはり今年最も気になるのは,Mac搭載「Apple Silicon」にまで繋がるAチップ全体のグレード構成とその性能ですね。


「シングル」はダントツの性能に ただ…

 記事によると,

Apple製品のプロトタイプモデルを収集しているMr·white氏が,「iPhone 12」シリーズに搭載されると言われている「A14」チップとみられるチップを撮影した写真を公開した

とのことです。

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 TSMCの「5nmプロセスルール」技術でつくられているといわれるこのチップですが,以前にそのベンチマーク値とされるデータが伝えられていました。

 その数値がこちら。

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 これが本当だとすると,iPad Pro(2020)に搭載されている「A12Z」の「シングル 1,125・マルチ4,736」というスコアと比較しても,特にそのシングルの強さが際立ち,すでに性能的には凌駕していると考えることもできそうです。

 しかし,割り引いて考えなくてはならないのが,「A12Zは,2018iPad Proに搭載されたA12Xと同性能」だということです。
 そして,当然興味を湧くのが,この「A14」をベースにして作られるであろうiPadPro用とMac用のAチップの性能。

 特にMac用の「Apple Silicon」に関しては,シングルよりもマルチ性能が要求される分野です。また,グラフィック性能に関しても,SoCチップとして外部GPU並みのスコアをたたき出せるのか…という点においては,全世界が注目しているところでしょう。

 特に,「AppleSilicon Mac」に関しては,2020年中のデビューが確実視されています。新型iPad Proに関しては「MiniLED」の生産の遅れから2021年ともいわれていますが,まずはMac用のAチップ性能に大注目ですね。
 まあ,当初の「Apple Silicon」は,「MacBook Pro13インチ」と「24インチiMac」ということで,恐らくは極端な高性能は期待されないモデルへの搭載になるかと思われます。ここである程度の手堅い性能ぶりを発揮し,今後2年をかけて更なる性能向上を図っていく…というAppleの戦略なのでしょう。

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 iPhone,Macというデバイスではなく,1つの「チップ」にこんなに注目が集まる年もないかもしれませんね。
 Appleのお手並み拝見…といったところでしょうか?

 

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