「Air」か「12インチ」か? それが問題だ!
8月に入りました。
ここからはAppleの新製品が登場する9月以降までまっしぐら…と感じるようになる時期です。
「Apple Silicon」という近年にないほどのインパクトを解き放とうとしているAppleですので,今年はiPhone以上にMacが「主役」の年になるかもしれません。
さて,本ブログでは,これまでも「Apple Siliconと高性能Mac」との兼ね合いについて問題視してきました。当初のApple Silicon搭載Macは,「低性能ながら安価」というラインをついてくると考えられていたからです。
「価格が下がって,バッテリーもちが向上…」
というコンセプトでしばらく様子見をするのかと思いきや,WWDC2020で,
「2年でIntelチップを排除」
という方針転換を表明したApple。本当にできるのか…という疑問は,現在も残ったままです。
そんな中…。
10月にも発表されると言われている「AppleSilicon Mac」に関しても,非常に具体的なリークが登場してきています。
しかし,具体的だからこそ,迷いのタネが登場することもあり…。
出てくるのは「Air」? それとも「12インチ MacBook」?
低価格版は「A14X搭載の12インチMacBook」?
記事によると,
先日,Appleシリコン搭載Macとして,MacBookと13インチMacBook Proが10月27日に発表されるとの情報を発信したKomiya(@komiya_kj)氏によると,次世代MacBookのスペックは以下のとおり
とのことです。
まずもってここで問題になるのが,MacBook Pro13インチと同時に発表されるMacBook系の機種です。
「安価」ということがクローズアップされていた初期は,
「12インチのMacBookを復活させて,10万円以下の廉価版MacBookを構築する」
という予想が多かったのですが,最近では,
「13インチのAirに搭載するのでは…?」
という方向に傾いていたように感じます。
一体どのような形で登場するのでしょうね。
肝心なのは「12インチ MacBook」についてのAppleの考え方でしょうか?
12インチのディスコンが,「12インチというサイズ感に見切りを付けた」ものなのか,それとも「Apple Silicon用にキープしておいた」のか…によって,方向性が全く異なってきますね。
この「12インチMacBook」「Air」「13インチPro」は,その「価格,サイズ感,性能」の差異をどのように設けるかという点で非常に難しい…ということは,以前にも記事にしましたが,その問題は未だに解決されておりません。
「廉価版」ということを考えると,「12インチ」の登場もありのような気もしますが,搭載するApple Siliconチップの選択等,多くの問題をはらんでいるような気がしてなりません。
Appleが,MacBook系のラインナップをすっきりさせたいのであれば「Air」で十分でしょうし,拡大させたいのであれば「12インチ」ということになるでしょう。
どのような選択になるのか,非常に楽しみです。
バタフライ式キーボードが復活?
信頼性の面で現在は全てシザー式に置き換えられてしまったバタフライ式キーボード。私は嫌いではなかっただけに,以前にあった「Appleはバタフライ式を諦めていない…」という情報に期待を寄せていました。
今回の記事では,出ていますね。バタフライ式キーボードの復活!
信憑性に関してはよく分かりませんが,もしここで「復活」となると,以降のMacBook系はまたバタフライ式キーボードに逆戻りするの?
この点も,全世界のユーザーの反応も含め,非常に楽しみです。