えっ! 次期iPadPro11インチは発売されない?
発売と同時に購入した「iPad Pro12.9インチ(2020)」。
実に快適に使っております。
考えられる唯一の弊害であろう「大きさ・重さ」に関しては,私の使い方では全く気になりません。むしろ,大画面に慣れてしまうと,もはや引き返せなくなる…という印象が非常に強いです。
動画を観るにしても,ApplePencilで作業するにしても,12.9インチというサイズ感は絶妙に思えます。
さて,そんな中…。
恐らくはこれまでに全く出回っていなかったであろう衝撃的な情報を見つけました。
次期iPadPro11インチモデルは発売されない?
MiniLED搭載機は12.9インチのみ?
記事によると,
Komiya氏(@komiya_kj)は、「来年3月に発売される12.9インチiPad ProのみがミニLEDを搭載すると聞いた。1カ月前に情報提供者から聞いた話によると11インチiPad Proは来年10月発売とのことだが、11インチモデルが本当にリリースされるのかどうか疑わしい」
とツイートしているようです。
当初は「今年中」という噂もあったMiniLED搭載iPadProですが,「発売は2021年春」という情報が支配的になってからしばらく経過しますね。これまでの経緯からすると「3月」という次期まで容易に想像もつきます。
これまでは,「iPad Pro」といえば「11インチ&12.9インチ」の2機種を指してきました。当然「MiniLED化」に関しても2サイズ態勢で行く…ということに,誰も疑いの念を抱くことは無かったことでしょう。
それが今回の「11インチディスコン」の噂。本当でしょうか?
「11インチ」というサイズ感の中に最高の性能を詰め込んでいることから,恐らくは「Pro」の売れ筋は11でしょう。どうしても「12.9インチでは大きすぎる」という印象が強いことも事実。また,常に持ち運んで利用しているユーザーにとっては,「コンパクトさ」は絶対の条件にもなり得ます。
そんな「売れ筋」の11インチをラインナップから外す…ということがあり得るものでしょうか?
Apple Siliconの棲み分けも影響か?
全くの素人考えですが,Apple Silicon登場によるデバイスの整理が考えられているとは考えられないものでしょうか?
Apple Siliconの高性能バージョンは,今後Macに搭載させていきます。今年であれば,iPhone用「A14」という基本チップから,iPad Pro用「A14X」,「Mac用A14」等,その性能や役割に応じて派生していくことになるでしょう。
そんな中で,新型iPad Airに関しては,「高性能でありながらかなり価格を抑えて登場する」という噂もあります。
画面サイズも「10.8インチ」とも「11インチ」とも噂されており,確実にインチアップしてきています。
だとすれば,「超高性能版」は12.9インチに一本化し,「標準サイズ」ともいえる11インチ周辺に関しては,より価格を抑えた「Air」と「無印」の両輪で回す…。Airは,第二世代ApplePencilを使えるなどの「11インチPro」の遺伝子を残しながら,無印との差別化を図る…。
「高性能iPadに手頃なサイズがなくなる」
というデメリットは残りますが,「Airでも十分に高性能」という認識が出来上がれば,Airが大人気機種になっていくことも考えられます。
いずれにせよ,「機種構成」に関しては1つの分水嶺に差し掛かっていることは事実でしょう。これにApple Siliconという歴史的な変革要素も加わり,今後数年のAppleデバイスのラインナップ変化からは目が離せそうにありません。