「6.1インチモデル」先行発売の噂…
コロナウイルスの影響により,iPhone12シリーズの発売が若干遅れる…ということをAppleの幹部が認めたことが話題になりました。
まあ,「ほんの僅か」という程度のようですので,大きな影響はなさそうです。
同時に,4機種と考えられているシリーズ内の「発売時期をずらす」という見方が日に日に強まっているわけですが,ここに来て,いよいよ具体的な機種名も飛び出した情報が出てきました。
なんと,「6.1インチを先行発売させる」というものです。
「サイズ単位」という考え方は盲点…
記事によると,
Appleのサプライチェーンの動きに詳しい台湾DigiTimesは,今年秋登場予定のiPhone12シリーズの4つのモデルのうち,6.1インチの「iPhone12 Max」と「iPhone12 Pro」が先に発売される,と伝えている
ということです。
これまで本ブログでは,
「主力となる"無印"である6.1インチ,5.4インチを先に登場させ,時期をずらして"Pro"の6.1インチ,6.7インチを投入するのでは…?」
と予想してきました。
普及帯を先行投入して初期売上を稼ぐことができるとともに,ミリ波にも対応すると言われているProの「5G対応」に時間を要すると考えたからです。
しかし,今回の情報が確かだとすれば,同じ「6.1インチ」を先に製造てししまう…という「生産効率」の問題を優先したようですね。
モデムの違いはあるでしょうが,「マザーボード」という観点で言えば,「iPhone12 Max」と「iPhone12 Pro」の間にはかなりの共通する部分があるはず。「無印」と「Pro」の双方を同時にユーザーに提供できるというメリットを考えると,このやり方も悪くはなさそうです。
ということは,iPhone12シリーズにおける「5Gモデム」に関しては完全に目処が立ったということなのでしょう。無印とProが同一の5Gモデムを搭載するのか,それともProのみがミリ波対応することになるのか…。
それはさておき…。
「11月」に6.1インチ,「11月」に5.4インチと6.7インチ。
こんな感じのスケジュールでしょうか?
コロナ禍のもと,Appleは実によく踏ん張っていると言えそうです!