「AppleSilicon iMac」にFace IDは搭載されるのか?
2020年中に発表されるという噂のAppleSilicon Mac。
先日も,MacBook系は「13インチProから…」という記事が出ていましたね。
MacBook系はとりあえず13インチProでスタートし,やや遅れてAir,そして本命は2021年の「14インチMacBook Pro」「16インチMacBook Pro」という線は,ほぼ固まってきたと見ていいでしょう。
一方のiMacは,未だ見えてこない部分が多いですよね。
とりあえず,今回リニューアルさせなかった21.5インチが「24(23)インチ化」し,AppleSilicon iMacとして登場することは固いようです。問題はその後ですね。27インチは来年以降でまだ時間的な余裕があるとして,iMac Proはどうなるのでしょう? 今の時点で,あれほどのパワーをもつApple Siliconが開発可能なのでしょうか?
それとももう一周Intelで回す? 難しいところです。
さて,もうひとつの関心事は,
「今回のApple Silicon搭載により,iMacのデザインが一新される」
と言われていることです。Pro Display XDR同様の薄型ベゼルに変身する…という噂で持ちきりです。
と同時に,Face ID搭載の噂も消えません。OSの中にFace IDのコードが…などという情報も飛び交う中,「そのときは意外に近い」という説も…?
Pro Display XDRにはFace ID非搭載だが…
記事によると,その発信源はプロッサー氏。
テック系YouTuberのJonathan Morrison氏が,Twitterで「iMacはFace IDまたはTouch IDが必要だ」と発言したのに対し,Apple情報を正確にリークしてきたJon Prosser氏は「それほど長く待つ必要はなさそう」と返答している。
とのことです。
「Touch ID」となると当然Magic Keyboardの全面仕様変更が求められることになるでしょう。更に,「ワイヤレス時のセキュリティー問題」という新たな課題も出てきます。
これまでのMacBook系のTouchIDは,一体型Macだからこそ成り立っていた…ということが言えるのではないでしょうか? セキュリティーには人一倍ナーバスになるアップルが,いきなりその部分でジャンプアップしてくる…ということは考えづらいと思います。
だとすれば「Face ID一択」となるのですが,ここでも気になることが…。
今回のiMacは,Pro Display XDRと同様のデザインになる…ということが言われています。つまり,ベゼルの厚みが「8㎜程度」になるということ。問題は,Pro Display XDRには「Face IDどころか,カメラそのものが内蔵されていない」ということです。
どのような理由でPro Display XDRにカメラ非搭載なのか,その理由は定かではありませんが,もしその理由が「ベゼルの厚み」にあるとすれば,「Pro Display XDR同様のベゼル厚」になるAppleSilicon iMacでもカメラの搭載は厳しいと考えられなくもありません。
これが,
「Pro Display XDRで使うんだったら,外付けの高性能カメラを選択しなさい」というApple側の考えによるものなのであればこの心配は杞憂に終わるのですが,どうなんでしょうね?
もしかすると,
・Pro Display XDRよりはベゼルが厚いデザインで登場
・カメラを搭載する上側だけ厚いベゼルにする
等の変更が加わるのかもしれません。