「TW-E5A」に問題あり!
遅れに遅れていた発売がようやく見えてきたYAMAHAのノイキャン完全ワイヤレスイヤホン「 TW-E7A」。
9月30日に発売が決定したことは,以前にもお伝えしました。
恐らくは美音系であろうYAMAHAの音と,練りに練ったであろうノイキャンの性能に,期待が膨らんでいたところです。
しかし…。
シリーズの中級機である 「TW-E5A」が,大きな問題を抱えているようです。
外音取り込み機能があまりにも貧弱?
外音取り込み機能が…
「TW-E5A」の問題点をYouTubeで激白してるのが,「ららまろ」さん。
氏曰く,
「音質には満足できるものの,外音取り込み機能があまりにも貧弱である」
というのです。
具体的に言えば「ノイズが大きい」ということのようですが,恐らくはこのノイズのせいで外音の取り込み時の音質,聴こえが著しく劣るのだと予想できます。
また,ららまろ氏が熱弁を振るっていたのが,下位機種である「TW-E3A」と「TW-E5A」の価格差「8,000円」。機能的な大きな差である外音取り込み機能をつけて「+8,000円」にするだけの価値がないということです。
ただでさえ発売が半年以上遅れているわけですし,他の大手メーカーはすでに優秀な外音取り込み機能を備えているわけで,
「後出しじゃんけんでこれでは,誠意が感じられない…」
という気持ちも理解できます。
少なくても,YAMAHAらしい音を楽しみたいのであれば,ららまろ氏の言うとおり「TW-E3A」で十分なのかもしれません。
では…TW-E7Aのノイキャンは?
ここで心配になるのが,「TW-E7A」のノイズキャンセリング性能です。
下位機種にはない「外音取り込み機能」がついて価格が倍となった「TW-E5A」。しかしその性能は難点あり。
最上位機種の「TW-E7A」は,その「TW-E5A」にノイズキャンセリングの機能を付加した機種です。そして価格差が1万円強。
これ,嫌な予感しかしません。
YAMAHAが3機種間の差別化として設けた機能と価格差のバランスを考えた時に,どうもその関係性が「正比例」してしまいそうな予感がするのです。
しかも,私が期待したいノイズキャンセリングも,今回課題となった外音取り込み機能同様に外部の音と密接に慣例している部分。マイクで外部の音を感知し,内部でそれを打ち消す作業を行うわけで,外音取り込み性能が劣っているということは,そもそもの「外部音を集音する感知能力が劣っている」ということに繋がるのではないでしょうか?
もしそうだとすれば,当然ノイキャン性能にも期待できないのでは…と考えられます。
いや〜,困った。購入する気満々だったのですが,これまでの機種のように予約をして…という買い方で行くかどうかは,今後出てくるであろう事前レビューを見てからにしようかな…。
ただいま絶賛迷い中です!