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「AirPower」試作機の分解動画がリーク?〜二層になった多数のコイルと敷き詰められたチップに期待が膨らむ!〜

「AirPower」の分解動画現る

 絶望的な思いをした昨年の「AirPower開発断念」から一転,開発再開のニュースを聞いてからは,iPhone12よりも「AirPower」に興味が向いている自分がいます。

 「発熱問題」が大きかったと言われている「開発断念」ですが,「A11チップ」を搭載して熱管理を行わせることでその問題を解決したようだ…ということは,以前にもお知らせしました。 

 7月の情報としては,1台で複数デバイスを充電するタイプではなく,1台用の「ミニマットタイプ」として,「AirPower mini」なるものが登場するのでは…という記事を紹介しました。

 しかし,今回の新しい情報では,どうやら「フルサイズ」のAirPowerも開発されているようです。「AirPower」の試作機とみられるデバイスの分解動画が公開されました。

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多重コイルと無数のチップと…

 まずはその動画が公開されたTwitterがこちら。

 なかなかに衝撃的な映像となっていますね。

 まずは内蔵されいてるコイルの数。
 AirPowerの最大の利点は,「デバイスをマット上のどの場所に置いても充電可能」という制約のなさです。これを実現するために,多数のコイルをマット上に満遍なく配置することが求められるわけです。

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 「満遍なく」という要件をクリアするために,コイルは二重構造になって配置させています。今回の試作機が,従来のコンセプトを継承していることにほっとしています。この部分こそ,「AirPower」と他のQi充電器との決定的な違いになるはずですので。

 更に驚いたのは,コイルの下に敷き詰められた無数のチップの層の存在です。

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 これまでは「A11チップ」という言葉だけが先行していましたが,この画像を見せつけられると,中枢となる「A11チップ」意外にも多数の各種チップを搭載し,多重コイルを「統制」使用としていることが分かります。

 この「チップ群」を見せつけられると,これまでのQi充電器の問題点としてい感じていた「発熱問題」,特に満充電が終わった後でも充電器の熱が収まらずにデバイスが熱を帯びてしまっている…という問題をクリアしてくれそうな希望がもてます。
 ケーブル充電と同様に,満充電に達したらAirPower本体の発熱が治まるようになってくれることを切に願います。

 

後は登場時期だけ…

 残る問題は「登場時期」ですね。
 これまでは「2020年中に登場」とする情報が多かったのですが,今回の「フルサイズAirPower」も開発されていることを考えると,間に合わない可能性も出てくるように考えます。
 ケーブル充電の廃止が噂されている2021年iPhoneに間に合うように…という情報もありますので,もしかしたら今年のものにはならないかもしれません。
 しかし…。
 なるべく早くお願いしたい!

 

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