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予想はしていましたが… iOS14純正「翻訳アプリ」は残念な結果のようで…〜結局はGoogle先生に頼ることになりそう〜

ひとつの「売り」だった「純正翻訳アプリ」ですが…

 大きな変革を遂げ,驚きを与えているiOS14。

 「できること」が増えることはいいこと。
 Androidの後追いといえる機能もあるのでしょうが,それでもiPhoneの世界の範疇で,これまでできなかったことが可能になることが増えることは,決してマイナス要因とはならないでしよう。
 いずれにせよ,「iOS13」「iOS14」での機能アップには,
「この後に及んでこれ程変わるものか…」
と,正直驚きさえ感じます。

 しかし,「変える」ことには副作用も当然あるわけで,特に昨年のiOS13とMacOS Catalinaの初期トラブルには閉口させられました。

 今年も早速,「デフォルトのブラウザとメールアプリを任意で設定できる」という新機能に「再起動でリセットされる」というバグが発見されたようですね。

 さて,そんな「新機能」の中で密かに注目していたのが,アップル純正の「翻訳アプリ」です。Siriでもがんばっている人工知能ですが,どうしてもGoogleには適わない…という印象が強いわけで。

 この「翻訳アプリ」も,今のところ微妙な出来のようです。

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誤訳,切り捨て…いいところなし?

 この記事で比較されているのは,Appleの「翻訳アプリ」と「Google翻訳」「DeepL翻訳」。「DeepL翻訳」は,独ケルンのDeepL社が2017年夏リリースした翻訳ツールということです。

 実際の翻訳結果は記事を見ていただきたいのですが,結論とすれば,
「Google翻訳とDeepL翻訳」が素晴らしい精度で翻訳しているのに対し,Appleの「翻訳アプリ」だけ大きく遅れをとっているということです。

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 その内容も,いわゆる「誤訳」の他,翻訳できない部分をすっ飛ばす「切り捨て」というウルトラCを発動してしまっているようです。
 いや〜,これでは安心して使えません。やはりAIに関してはGoogleがかなり先行しているようです。

 

使い勝手,付加機能でもGoogleが圧倒

 肝心の翻訳機能でも優れるGoogleですが,その他の面でもAppleを圧倒しているようです。

 記事では,Androidでは記事を長押しすることで,文章を一斉に選択できるのに,iPhoneでは非常に手間取るという点に触れています。
 確かに,翻訳以前の問題として,スマホでのコピペというのは,作業の効率化を大きく左右する分野。「入力」という作業が伴う作業においては,致命的な差と言えます。

 また,Google翻訳では,文字入力,音声入力の他,カメラでの文章読み取り機能が働くのだそうで…。

 これだけ入力面で差を付けられると,もはやAppleの「翻訳アプリ」を起動する気にならないかも…。
 Siriに関しても,最近は随分とがんばってはいるようですが,どうしてもGoogleには適わないという印象がありますし,細かな面では追いついていないと感じます。

 この分野では,「巨人Google」の面目躍如というところでしょうか?

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