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「ハイエンド」を捨てたPixel5の潔さ!〜端末販売に苦しむGoogleとしては「あり」の戦略〜

Google「Pixel5」登場!

 ついに…。

 Google「Pixel5」が登場しました。10/15の発売です。

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 「Pixel5」の最大の特徴は,その「コンセプト」だと言えるのではないでしょうか?
 これまでの「ハイエンド思考」から一転,上記記事でも紹介されているように「中の上」を狙った性能となってます。

 「Googleがハイエンド域での競争を諦めた…」
という見方もあるかもしれませんが,私は今回のGoogleの考え方に賛成です。
 もしiPhoneを捨てて,現段階でAndroidに乗り換えるとすれば,迷わず「Pixel5」を選ぶと思います。

 生き残りをかけたGoogleの選択だと考えますし,それが現状のスマホの情勢を考えた際に「正解」だと思うからです。

 

もはや一般的にはハイエンドは不要とも言える…

 まずもってPixel5のスペックを…。

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 まずもっての注目点は,その価格。
 性込みで「74,800円」。iPhone12で言えば,ボトムとなる「iPhone12mini・5.4インチ」と競合する価格帯。まさに,「中の上」と言えるでしょう。

 スペック的には,チップが「Snapdragon765G」
 あえて「865」というハイエンドチップを搭載してきませんでした。私は,ここにGoogleの戦略を感じます。

 誰しもが感じていることだとは思いますが,現状のスマホは,廉価な機種でも性能的には十分過ぎるものを有しています。だとすれば,そこそこのチップを搭載していれば,機能的に不足になるということは考えにくいはず。
 Googleとすれば,「5G」という絶対欠かせない機能を搭載した上で,コストとの兼ね合いの末に選択したのが「765」だったのでしょう。

 また,Face IDの搭載をやめ,生体認証を指紋認証一本に絞りました。Face ID用のカメラはコストを上げてしまうということは,iPhoneでも証明されています。
 しかも,Face IDの利用に関しては,端末を直視していないと認証解除されないという致命的な制約がついて回ります。特に今年のコロナ禍においては,マスクがFace IDの弱点を突いた形になってしまいました。

 指紋認証のストレスのなさ,社会的な需要等を考え,しかもコスト削減に繋がる…というのであれば,あえて「Face IDを外す」というGoogleの戦略は的を射ているのではないかと考えます。

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 また,コストのことを考えたのだと思いますが,これまでの「XL」に対応する機種を出さず,6インチモデル一本に絞りました。これも私は賢明だと思います。
 やはり6インチの壁を越えると,片手操作ができなくなるなどの制約がついて回りますし,需要は圧倒的に6インチ周辺の端末に集中してくるでしょうから…。

 

バッテリー増量など,魅力的な点も

 更に,昨年度のPixelで話題になった「 Soli レーダーチップ」は非搭載になったようで,「端末に触らずに操作する」というようなどうでもいい付加機能を削ったことも,Googleの良識を感じます。

 このように,結構機能的にはそぎ落とした感が強いのですが,バッテリー容量が大幅に増加するなど,実際の生活の中で必要な部分に関してはテコ入れをしているあたり,「分かっている!」と唸らせますね。

 これまで「巨人」Googleは,AndroidOSの制作元でありながら,端末販売は芳しくない…というレッテルを貼られてきました。そんなGoogleだからこそ,今回の「売れ線を狙う」戦略は「あり」です。
 そこそこの性能,そこそこの値頃感…。
 こんな機種がバカ売れしてくれたら,Appleもモデル展開を考えてくれると思うのですが…。