iPhone12のバッテリーもちが心配…
売上げ好調という情報が飛び込んでくるiPhone12シリーズ…。
今後「mini」や「Max」の販売が始まると,その勢いに拍車がかかることが考えられます。特に「mini」に関しては,特に日本市場でどのような動きをするのかに注目したいところ。
是非とも順調に機種間内でのシェアを伸ばし,5.4インチディスプレイが今後の「定番サイズ」となってくれることを願うばかりです。
さて,そんな順風満帆のように見えるiPhone12シリーズですが,「5Gエリア」「MagSafeの円い跡」等,問題が無いわけではありません。「5Gエリア」は,最大の「売り」を十分に生かし切れないこと確定の致命的なものですし,「MagSafe」も,スマートさを売りにするAppleデバイスにしてはありえない問題点です。
しかし,私はこれに加えて「バッテリーもち」の問題が今後広がってくるのではないかと予想します。
先日も,「4G下においてもiPhone12のバッテリーもちがよろしくない…」という記事を紹介しました。
現状,5Gエリアが致命的に狭いわけですが,仮に順調に5Gエリアが広がったとしても,バッテリーがぐんぐん減っていくのでは,以前のiPhoneの状況に逆戻り…ということになってしまいます。
せっかくiPhone11シリーズで,Android勢もうらやむほどのバッテリーもちを手にしたのに…。
そんな中,iPhone12のバッテリーもちに関して,更に心配な記事を見つけました。
iPhone12では,高負荷となる3Dゲームプレイ時のバッテリー消費が異様なことになっている?
iPhone11シリーズの半分以下しか持たない…?
記事によると,
3Dゲームプレイによるバッテリーもちテストで,iPhone12/12 Proのバッテリーは,他のスマートフォンと比べ圧倒的に短い,約3時間しか持たなかった
ということです。
まずはこの記事で紹介されているテスト結果をご紹介。
まずは「ブラウジング」と「YouTube」の結果ですが,特にブラウジングに関してiPhone11シリーズの結果が芳しくないのが不思議ですね。「10/27」に紹介した記事では,iPhone11シリーズの方が優秀なデータでしたし,無印とProの結果の開きも気になります。
まあ,実験方法が異なるわけですので,結果の出方は様々なのでしょうが…。
さて,問題の「3Dゲーム」の結果。
いや,正に「半分以下」なわけです。iPhone11シリーズに対して…。
実験方法に問題があるレベルなのでは…とも思うのですが,記事では,
この衝撃的な結果が正しいかどうかを検証するため,PhoneArenaは「コールオブデューティ」や「マインクラフト」といった様々なゲームで繰り返し実験を行いましたが,iPhone12/12 Proはすぐに熱を持ち,バッテリー残量が急激に減少し始めた
としていますね…。
なんといっても,iPhoneSEよりも2時間短いわけで…。
これでは「新型」「A14Bionic搭載」という売りが泣くというものです。
修正は可能? 「mini」はどうなるの?
これ,OSのアップデート等で修正が可能なレベルなのでしょうか?
そうだったらまあ,大きな問題にはならないでしょう。
しかし,A14Bionicの仕様であり,ソフトウェア的にはどうにも対処できないことなのであれば,iPhone12全体の評価にも繋がりかねない由々しき問題となるかもしれません。ただでさえ,5G下では,バッテリーがモリモリ減るというのですから…。
また,非常に気になるのが「mini」のバッテリーもち。
バッテリー容量が小さく,その他の12シリーズよりもバッテリー駆動時間は短いとされている「mini」ですので,今回のデータが本当だとすると,3Dゲーム等,負荷のかかる使い方はなかなか難しいのではないでしょうか?
いずれにせよ,今後,バッテリーの件に関しては様々なレビュー結果が上がってくることでしょう。
何が正しいのか…ということを冷静に判断し,今後の機種選択を考えていかなくてはならないのかもしれません。