やはり… MagSafe使用でレザーケースに跡が付く!
AirPowerを諦め,「MagSafe」というワイヤレス充電方式を提案した今年のApple。
iPhone11 Pro利用者でありなが,あえて私も早速購入し,使い始めました。思いの他発熱も少なく,このまま使っていけそうな手応えを掴んでいるところです。
しかし,そんなMagSafeに,致命的と言える問題点が言及されていました。
それは,磁石の影響で,iPhoneのケースに円形の跡が付くということ。
そして,問題の「純正レザーケース」がいよいよ発売となったわけですが,何と,Apple自身がHPに「円形の後」の画像を掲載し,注意を喚起するという異常事態となっております。
問題がある製品を堂々と売るアップルの姿勢とは?
この記事を受け,私もレザーケースの販売ページを見てびっくりしました。
まずは,商品の紹介文の中に,以下のような文言が…。
そして,恐る恐るギャラリーの写真を見てみると…。
なんとまあ,思ったよりくっきりと出るものですね…。
これ,使い始めて間もなくでこの状況であれば,使い込んでいく打ちに円形になった部分だけが白くこすれて,ますます悪目立ちになるような感じにも見て取れます。
ちなみに,私がiPhone11 Proで14ヶ月ほど使用している純正レザーケースの現状がこちら。
もちろん小傷はありますが,使っていての感覚としては,この写真ほどのダメージは感じずに使用してます。
MagSafeでも,このケースを装着したまま使用していますが,円形の後は無し。
恐らく,iPhone12に関しては,「iPhone側にも磁石が内蔵されている」ことにより,レザーが傷むのではないでしょうか?
だって,これまでも純正レザーケースを使用して,サードパーティー製のQi充電マットによる「跡が付いた」という報告はありませんので。
Appleは,堂々と,「跡が付くのが嫌なら,シリコンケースを買え」と言い放っています。
私は,このやり口にはどうしても賛同できません。
以前の記事にも書きましたが,外観の美しさもAppleデバイスの「売り」のはず。
そんなAppleが,通常通りの使い方をしているのにケースが傷むというアクセサリーを販売するなんて,まったくもってどうかしています。
やはり,「MagSafe」という考え方そのものが,付け焼き刃だということを宣言してしまっているようで,何か痛々しささえ感じます。
AirPowerの問題が,ここでも影響しているように思えてなりません。
さあ,来年度はどうする?
道義的問題は別にして…。
個人的な好みの問題で言えば,今回Appleが掲載した程度の跡が,これ以上ひどくならないようであれば,何とか許容できる範囲かとも考えます。しかし,「革」という素材の特性上,恐らくこの後も変化をしていくはず。無残な状態にならなければいいのですが…。
さて,今年度はもう動き出してしまったので,取り返しが付きません。
では,来年度はどうするつもりでしょうか?
どう考えても,このままでいいはずがありませんので,MagSafe側の磁力の問題を調整したり,ケース側の素材を変更したりする形で,跡が残らないようにしていく必要があるでしょう。
でも…。
磁力と革という,非常にシンプルな素材同士で発生している問題ですので,そもそも「対応が効く問題なのか?」という疑問も残るのですが…。