「MagSafe」導入でますます混迷の充電事情
Appleのワイヤレス充電器である「MagSafe」を導入し,iPhone11Proで活用しております。
これまで,サードパーティー製のQi充電マットで気になっていた「発熱」が随分抑えられており,このまま活用していけそうな手応えを感じているところです。
さて,このMagSafe,iPhone12仕様下では,「15W」の急速充電を保証するのが純正20W充電器だけという,実にお粗末な後出しじゃんけんのような情報が,製品発表後に伝わりました。
私はMagSafe購入時に偶然20Wの充電器も購入していたのですが,恐らくはiPhone12購入者の中には戸惑っている方もいらっしゃるのでは?
まあ私はそもそもiPhone11Proでの利用ですので,「15W」は出ないわけですが…。まあ,来年以降のことを考えたら良かったのか…?
さて,これまではLightningケーブルで行っていたiPhoneの充電をMagSafeに置き換えたことで,就寝時にベッドサイドに確保していた「充電エリア」が手狭になってきました。
加えて,現在利用しているのAppleデバイスの充電ケーブルが,「USB-C」と「 USB-A」が混在しており,しかも複数台の充電が必要となることが多く,もうぐちゃぐちゃです。
そもそもが,充電器のポートが追いつきません。どう考えても,「USB-C」と「 USB-A」のポートをそれぞれ複数備えた充電器が必要となってきました。
というわけで,ちょうどいいタイミングで新発売となったRAVPower PD 充電器「RP-PC136」を購入することにしました。
小型かつ4基のポートで快適!
この製品,次世代半導体技術の窒化ガリウム(GaN)を採用した小型急速充電器です。
上掲の写真のように,USB-AポートとPD対応のUSB-Cポートが2つずつ搭載されており,同時に4台のデバイスの充電が可能です。
しかも1台の充電の場合,最大65Wの高出力を実現しているということで,頼もしい限り!
本体の裏に電源ケーブルを差し込んでケーブルを伸ばすタイプで,本体をそのままコンセントに差し込むタイプではありません。
どちらのタイプが便利か…ということは,ユーザーの使い方次第ですが,私の場合はコンセント周りがすっきりとして,充電器周辺のケーブルをひとまとめにしたことで,すっきり活用できています。
そして,肝心のコンパクトさですが…。
Magic Mouseと比較してこのサイズ。実にコンパクト!
以下のようにちょっと高さがあるのは,4基のポートを確保するためには致し方ないところでしょうか。
これで,ベッドサイドでのApple Watch,iPadPro(10.5インチ),iPadPro(12.9インチ)の同時充電が可能となりました。
ポートの企画が揃ってないって,実に不便ですよね。
コンパクトにUSB-CとUSB-A経由の充電を同時に行いたい…という場合には,お薦めの製品となっています。
私は特に急速充電の時間等にはこだわらないので,充電時間の計測はしておりませんが,これまで「遅い」と感じたことはありません。