Apple Watchは「Series7」で大刷新か?
相変わらずAppleの「ウエラブル部門」は好調のようです。
この部門を牽引しているのは,「AirPods」であり「Apple Watch」であることは,誰しもが認めるところでしょう。
今年発売された「Apple Watch Series6」に関しては,デザイン的にも機能的にも大きな変化はなかったものの,レスポンスが大きく向上したり,スリープ時でもコンプリケーションが反応するようになったりと,実用面での快適度が上がったこともあり,評価はしています。
期待していた「盤面の自由化」ということに関しては,今ひとつ盛り上がらない状態ですので,残念な面もありますが,OSのアップデートを機に,バッテリーもちが良くなったのは非常にうれしい限りです。
しかし,「Series4」で盤面が拡大されたり,ベゼル部が薄くなったりして以降は,デザイン面での変更は殆どありません。
さすがにそろそろ何らかの変更があるべきでは…と考えていたところに,「Series7」ではデザイン変更がなされるという記事が来ています。
「スクエア踏襲か?」「円形盤面に変更か?」それが問題だ!
「デザイン」という観点で言えば,これまでのスクエア型の盤面を踏襲するのか,それとも他のメーカーのような円形盤面を採用するのか…という部分が非常に気になります。
現在のApple Watchの「スクエア型」の盤面は,
「角の四隅のスペースを利用してコンプリケーションを設置できる」
というメリットがあります。
実際に私も,この四隅のコンプリケーション設置をデフォルトとして,盤面内の配置を考えています。
しかし,他のWearOSのスマートウォッチが採用している円形盤面に比べ,時計の文字盤の円がどうしても小さくなってしまいます。「時計」として考えるのであれば,やはり「円形」が見やすいと感じますし,だとすれば,Watch本体が円形であれば,文字盤の円を大きくすることができます。
WearOSのスマートウォッチではこのよさを体感できますし,個人的には円形盤面の方が好みなんですよねえ…。デザイン的にも…。
ここまで頑なにスクエア型デザインを固持してきたApple Watchですが,もし方向転換を図るのであれば,Series7となるこのタイミングで行わないと,今後はなかなかイメージを変えること自体が難しくなってくのでは…と考えます。
無理かなあ…。
Appleも意固地だもんなあ…。
Touch IDやMicroLEDの採用を契機として…
「変革」という意味では,「サイドボタンにTouch IDを内蔵する(物理ボタン廃止も含めて)」「Touch ID内蔵ディスプレイ」を採用するという「認証システム」の観点があります。
また,「MicroLED」の採用が噂されるディスプレイに関しても,インパクトを与える可能性がありますね。
もし来年登場の「Series7」が様々な意味でこれまでのイメージを覆すデバイスになり得るのであれば,上記の変革を伴った「ビッグチェンジ」を行ってもいいかもしれません。
そうなるのであれば,Series4のときを超える「ゲームチェンジャー」になり得るかもしれませんね。