Jabra「 Elite 85t」の評判がすこぶるいい!
正直,「Jabra」というメーカーことを詳しく知りませんでした。
厳密にいえば,e☆イヤホンのHP等で,見かけたことはありましたが,その詳細を知ろう考えたことがなかったということです。
しかし,先日,GIZMODEで以下のような紹介がされており,非常に気になった次第です。
最近は,「ノイキャンと音質との融合」に期待をかけ,BOSE「QuietComfort Earbuds」を購入しました。しかし,ノイキャンは最強なものの,どうしても音質が私の求めるレベルではなかったため,売却済み。
それ以前も様々機種を試したことは過去記事をご覧になっていただきたいのですが,私の耳ではノイキャンが効かなかったり,音質的な満足できなかったり…ということが繰り返された2020年という強い印象が残るほどに,巡り合わせの悪い1年を過ごしてきました。
ノイキャンも十分に強力で,音質に優れる…というレビューの多いJabra「 Elite 85t」。
果たして,年末の「逆転満塁ホームラン」となるのか…。
我慢しきれずに購入してみました!
認識速度はAirPods Pro以上
まずは外箱。
ゼンハイザー並にシンプルであります。値段相応とは言えないかな?
まあ,音が良ければどうでもいいことですが…。
そしていよいよ本体の登場。
本体はまずまずなのですが,充電ケースのチープさが半端ありません。本当にただの安っぽいプラスチック。質感も悪いですし,手触りも今ひとつ。
他のメーカーのこの価格帯のイヤホンであれば,少なからず何らかの方法でラグジュアリーな感覚を提供するような工夫を凝らすと思うのですが,「Jabra」という企業はそのような余計なことはしない…という考え方なのでしょうか?
しかし,ケースのコンパクトさはなかなかです。
AirPods Proと並べてみるとこんな感じ。
厚みが結構違うように見えますが,AirPods Proはこれにケースを付けるとなると,実際の大きさの違いはあまり感じません。「 Elite 85t」に関しては,これにケースを付けようとは思えないケースですので,このままで十分かと…。
ポケットにぽいっと気軽に入れられる,とてもいいサイズ感ですね。
さて,ペアリングですが,まあごく一般的なものです。
iPhoneのBLUETOOTHから接続すれば,問題なく使用できました。詳しい設定は,オリジナルのアプリを使用して行います。
自分の耳の聞こえに応じて音を調整してくれる「MySound機能」をはじめ,ノイキャン調節,外部音取り込み調節,イコライザー機能等,一派的な機能は一通り揃っていますので,問題ありません。
また,この「 Elite 85t」を使用して真っ先に感じるのは,応答速度の速さです。
充電ケースから取り出してからのiPhoneとの接続の速さはもちろん。秀逸なのは,一旦耳から取り出して音楽が停止し,再度耳に入れて音楽が再生されるまでの時間が非常に短い!
なんだったら,耳に入れる前にすでに音楽が流れ始めている状態です。
この感覚は,AirPods Pro以上ですので,内部チップとセンサーとの関係が非常によろしいのではないでしょうか?
日常的な使い勝手の中で,難点を挙げるとすれば,ケースからイヤホン本体を取り出そうとする際に,「あまりに磁力が強すぎて,なかなかケースから取り出せない」ということがあります。
しかも,本体をつまみ出す際に指が引っかかる場所もないため,結局は2本の指で挟み上げなくてはならないのですが,磁力が強すぎて指が滑ってしまうのです。
このくらいのことは,試せばすぐにでも分かりそうですので,発売前に気付いて欲しかったところです。
フィッティング… イヤチップ次第!
最後にフィッティングについてもお知らせしたいのですが,この機種,最大の難関が「イヤーチップ」です。
私の耳はどうやら耳穴が大きいらしく,これまで使用したイヤホンでもLサイズを使用することが多かったのですが,「Elite 85t」の楕円形のイヤーチップは小さすぎます。
他のレビューを見ても,結構他社のものに変えている方が多いようです。
これ,フィッティングだけではなく,ノイキャンの効きや,音質まで左右する最重要項目。
本気の実力を知るためには,このイヤーチップ探しが肝となることを,まずはお伝えしたいと思います。
というわけで,フィッティングに関しては,次回以降で評価したいと思います。