「12Core」Apple Siliconは,21.5インチiMac後継用?
先日,「12Core」のApple Siliconが,この3月にも登場する…という情報をお届けしました。
この中では,あまりにも唐突に出現した「12Core」という数字に違和感を感じながら,
「16インチProには"16Core"というのか通説だったのでパワー不足では?」
「GPU性能がM1とさほど変わらないというのは,16インチProにはふさわしくない」
「Airや13インチProのマイナーチェンジ?」
などと考えを巡らせました。
しかし,ここに来て,
「3月に21.5インチiMacのリニューアル」
があるのでは…という記事が来ています。
あっ,それ忘れてた!
23(24)インチは廉価版的位置付けで決定か?
記事によると,
著名リーカーの有没有搞措氏(@L0vetodream)がTwitterに,iMacに関する動画と共に「3」と投稿、フォロワーから「新型iMacが3月に発表されることを示唆しているのでは」と,注目を集めている
ということです。
こちらがそのTwitter。
— 有没有搞措 (@L0vetodream) January 5, 2021
動画とともに「3」と書き込まれていますね。
問題は「3」だけでなく,動画後半のこの画像。
これまでのiMacにあったチンの部分がなくなり,ベゼルレスのディスプレイに…!
これ,明らかに新デザインのiMacを想定しています。
つまり,今年の「3月」に,Apple Siliconを搭載したiMac21.5インチの後継機が出る…と考えるのが最も自然なのではないでしょうか?
そうなると,先の「12Core」のApple Siliconの件も合点がいきます。
というのも,そもそも21.5インチの後継機は,27インチ後継機のようなハイパフォーマンス機ではなく廉価版として位置付けられており,27インチ後継機よりも早い時期に登場する…という見方が強かったからです。何だったら,昨年の10月に,Airや13インチProと同時のデビューも噂されていたほどでした。
だとすれば…。
12CoreのApple Siliconが,M1と比べてグラフィック性能に大きなアドバンテージがないチップであることの説明ができます。廉価版であれば,それまでのM1チップに色を付けた「M1X」的な内容で十分でしょうから…。
ここで27インチ後継機のディスプレイサイズも推察できそう…
iMac21.5インチの後継については,筐体サイズは21.5インチモデルと変えず,ベゼルレスディスプレイを採用することで23or24インチ程度の画面サイズに拡大される…というのがもっぱらの噂でしたね。
もし21.5インチ後継機が27インチ後継機よりも先に登場するのであれば,今回のディスプレイデザインおよびサイズで,27インチ後継機のディスプレイサイズも大体の予想が付きそうですね。
私は,Pro Display XDRの優位性を保つためにも,「32インチ」というサイズをiMacに与えることはないのでは…と考えています。
そして,27インチから「5インチ」分の拡大をするのであれば,ベゼル分を考えても,現行のiMacの筐体サイズには全く収まりません。結構なサイズアップが必須です。
個人的には「29〜30インチ程度」と考えているのですが,もしAppleが筐体サイズの大幅なアップを前提に考えているのであれば,当然「32インチ」も可能となりますね。
でも,32インチのサイズ感って,相当デカいんですけど…。
当然iMacだと,Pro Display XDR以上に背面が膨らむことになるでしょうから,Appleとしても,ユーザーとしても相当の意識改革が必要になるかもしれません。
21.5インチ後継機が,旧機種のサイズを超えてくるのかどうか…?
非常に興味があります!
また,もし本当にこの機種が3月に登場するのであれば,2021年の3月のApple周辺は,相当に慌ただしいことになりそうです。