新型MacBookPro14/16は,筐体一新?
2021年は,「AppleSilicon Mac」が本格的に動き出す年です。
2020年に登場した「Air/13インチPro」がエントリーモデルだったのに対し,今年はいよいよハイパフォーマンスMacの登場ですね。
昨年の噂では,6月のWWDC頃に「14/16インチのMacBook Pro」が登場…とする説が有力でしたが,最近は「2021年後半」という具合に,若干後ろ倒しされている印象です。
2021年には,新型iMacも出てくるでしょうから,Apple Siliconの性能,バリエーション,登場時期等,気になることが山盛りですね。
そんな中…。
新型14/16インチMacBook Proの予想レンダリング画像が公開されています。
「筐体一新」ということなのですが,そんなに変わってない?
ついにFace IDカメラ搭載か?
記事によると,
ミニLEDバックライトを搭載し,2021年下半期(7月〜12月)に発表されると噂の,14インチおよび16インチMacBook Proのレンダリング画像をWccftechが掲載した
ということです。
その画像がこんな感じ。
どうでしょう?
「筐体一新」という割りには,外観のデザイン変更が殆どないような…?
記事には,以下の変更が加えられるのでは…と書かれています。
・Appleが開発中の新しいAppleシリコンを搭載する
・ディスプレイの角は丸くなる
・Face IDでロック解除出来るようになる
・ディスプレイのバックライトが、ミニLEDになる
「Apple Silicon」と「MiniLED」の搭載に関しては,新たに投入される技術として以前から噂されていたことです。
また,「Face ID」に関しても,それほど大きな論点にはなっていませんでしたが,情報は存在しました。
見た目上の変化とすれば,ディスプレイ表示部分のエッジが丸くなるということ…。まあ確かに変化かもしれませんが,「筐体デザイン一新」というには無理があるかと…。
ベゼルの厚さも殆ど変わらないように見えますし,格段に薄くなったようにも見えないし…。
一体どの部分をして「筐体一新」とするのか…。
気になるところではありますね。
しかし,それ以上に実現して欲しいのが,Face IDです。
本ブログでは,iPhoneやiPad以上に,MacでのFace IDの有効性について主張してきました。
iPhone,特にiPadでは,手に持った際にFace IDの視野角に顔が入らない…という事象が頻発します。iPadを縦持ちにした際には特に顕著で,昨今のマスク事情と相まって,
「Touch IDが欲しい!」
と思わせる要因となっています。
しかし,Macにおいては,ディスプレイと正対し,デスク上に固定して利用することが殆どであり,カメラと顔の角度的にも,カメラの視野角に入らない…ということは通常利用では考えられません。
Touch IDにわざわざ指を伸ばす必要もありませんし,実に理想的な生体認証がFace IDだと考えます。
まあ,私を含めて,「Apple Watchでの解除」を行っている方も多いでしょうが,時々認識しないときもありますので,そんなときにはFace ID認証に自動的に切り替わるようにしてもらえれば,Macでの認証に関してはノンストレスになりそうです。
デザイン,キーボード仕様…もっと冒険してもいい
現行のMacBook系は,2016年に登場したMacBook Proを踏襲したデザインになっています。キーボードの仕様やデザインが変更になったり,現行16インチではベゼルが薄くなったりと,マイナーチェンジはありますが,そのデザインも今年で5年。
そろそろ…という時期ではあります。
個人的には,今回のレンダリング画像よりも思い切ったデザイン変更があってもいいと考えます。
また,キーボードの仕様に関しては,一旦撤退した「バタフライ式」をAppleは諦めていない…という説も残っています。
このままシザー式を貫くのか,モデルチェンジを機にもう一度バタフライ式に挑戦するのか…。
個人的には「MacBook Pro(Late2016)」のキータッチが好みだったこともあり,バタフライでもいいのかな…と考えているのですが。