新型「iPhone SE」と新型「AirPods Pro」が4月に発売?
「iPadPro12.9インチ」「無印iPad」「iPad mini」「iMac23(24)インチ」「AirPods3」「AppleTV」「AirTag」…。
いずれも,2021年3月に登場が噂されているAppleデバイスです。
この全てが登場するということではないかもしれませんが,今年の春は「Apple祭り」になりそうな予感がします。
そんな中…。
「4月」にこれら以外のデバイスが登場するのでは…という記事を見かけました。
「SE」が出るとすれば「Plus」か?
記事によると,
Macお宝鑑定団Blogが,中国のサプライヤーからの情報として,2021年4月に新型「iPhone SE」と新型「AirPods Pro」が発売されるようだと報じている
ということです。
う〜ん,特に「AirPods Pro」に関しては非常に微妙ですね。
売上的にも非常に好調ですし,3月には無印AirPodsのリニューアルが濃厚な中,「4月」に投入してくるものでしょうか?
確かに先日は部品の画像流出がありましたし,AirPods3と同時並行的に,開発は着々と進んでいるようです。
ただし,わざわざ新モデルを投入しなくても売れる状況であり,なおかつ,Appleとすれば年末に投入して「春はAirPods3,冬はAirPods Pro」という売上のピークを2回設定した方が販売戦略的に有効であると分かった上で,連続して新製品を投入する必要性が見当たりません。
私はあくまでも,「Pro」は年末の登場になるのでは…と予想します。
さて,「iPhoneSE」ですが…。
これまでの情報では,
「iPhoneSEの2021年のモデルチェンジは無い」
とする説が有力でした。
もしあるとすれば,昨年から噂に上っている「iPhoneSE Plus」の追加でしょうか?
現行SEを大画面にし,電源ボタンTouch IDを搭載するモデルがかなり以前から噂させていましたね。
「電源ボタンTouch ID」という情報が出回った際,
「今更Appleテバイスでの採用はないんじゃない?」
と思っていたのですが,iPad Air4で実現した今となっては,当然あり得る選択肢です。
問題とすれば,従来の「SE」との整合性。
通常「SE」はホームボタン式Touch IDのままであるのに対し,「Plus」は電源ボタンTouch ID。
ということは,「Plus」のディスプレイはベゼルレス化されるということでしょうか?
こうなってしまうと,外見が全く違うモデルとなり,「SE」のコンセプトがブレブレになってしまいますね。
搭載チップの選択にも問題が…
「SE Plus」に関して言えば,どのチップを搭載するか…という問題もはらんでいると考えます。
もし通常「SE」のモデルチェンジがないのであれば,おいそれと「Plus」に最新A14Bionicは搭載できないでしょう。同じモデル内でチップ性能が異なるということはさすがに避けたいでしょうし,少しでもコストを抑えて低価格化する必要があるモデルでしょうから。
ということは,恐らく2022年春までは,現行の「A13Bionic」を搭載し続けることになるのでは?
まあ,そんなに性能を求めないのであれば,
「画面の大きい廉価版iPhone」
という位置づけで,それなりの需要はありそうですが,それにしても「ベゼルレスになるか,ならないか」というディスプレイデザインのコンセプトは非常に大切ですね。
いずれにせよ,2022年のモデルチェンジの際には,通常「SE」にも電源ボタンTouch IDが採用され,ベゼルレス化が図られることを望みます。
そうなれば,チップ性能が劣っても画面拡大を優先する層に,再度アピールできることになりそうです。