折りたたみ式iPhoneは「折りたたみ式iPadmini」だった?
2021年に入って,急激に増えてきた折りたたみ式iPhoneの情報。
「2022年発売か?」
という具体的な話も出始めています。
そんな中,昨年末からAppleが「折りたたみ」に関する耐久性のテストに入り,2種類のパターンを試していることや,そのテストが終了し,方向性が決まった…とする情報も出ておりました。
先日飛び出してきた話しとしては,
「Galaxy Z Foldタイプの横開き式を採用するのでは…?」
ということでしたね。
個人的には,「Flip」のような縦開き式でコンパクトさを売りにする方向に振って欲しい…と考えていただけに,残念な思いをしておりました。
しかし…。
希望の光とも言える記事を見つけました。
なんと,先日の「Galaxy Z Foldタイプ」の折りたたみ式デバイスは,iPhoneではなく,新型iPad miniなのではないか…というのですが?
それなら話が変わってくる!
記事によると,
Appleが開発中と噂の2種類の折りたたみiPhoneについて,Galaxy Z Foldタイプとされるものは折りたたみiPhoneではなく,折りたたみタブレットとしてiPad miniの後継品として登場するのではないかとの予想を,海外メディアが伝えている
ということです。
記事中には,「Galaxy Z Foldタイプ」の折りたたみ式iPhoneは,開くと「8インチ」のサイズになる…という記述がありますね。
これだったら,話が大きく変わってきます。
本ブログでは以前から,iPhoneとして折りたたみを考えるのであれば,あくまでもコンパクトさに主眼を置き,「Galaxy Z Foldタイプ」のような仕様にするよりも,「Flip」のような縦開き式にして,収納性やハンドリングを向上させるべきだと説いてきました。
また同時に,横開きにするのであれば,iPhoneよりもiPadに活用することで,より大画面の有効性を活かせるのでは…とも考えてきました。
今回の情報,正にこれまでの本ブログの考え方そのものです!
「携帯」としての活用法であれば,横開き式であればハンドリングが悪く,片手操作は不可能でしょうし,落下の可能性も高まります。
しかし,「タブレット」として活用するのであれば,そもそも両手操作が基本になるでしょうし,開閉の手間や画面の広さがデメリットになることも無いはず。
また,「mini」の8インチというサイズ感は,タブレットのもつ携帯性を,二つ折りにすることでかなり向上させることができるのではないでしょうか?
持ち運びは携帯そのもの…。開けばタブレットの快適性…。いいことづくめのようにも思えます。
いや〜,是非ともこの方向で進んでもらいたい。
これで,iPhoneが縦開きで登場するようなことがあれば,正に願ったり叶ったりの状態です!
大画面iPadへも…
もしこの考え方が正解だとしたら…。
是非とも,11インチ,12.9インチ等の,より画面が大きいiPadにも採用指定もらいたい技術です。
現在は,「折りたたむ」ためにはOLEDの採用が欠かせないと思われますので,今後MiniLEDが搭載されるiPadPro12.9インチ等との整合性も問題となるはず。
「折りたたみ」を優先してOLED化を図るのか,それともOLEDの次世代たる「MicroLED」まで待つのか?
はたまた,折りたたみ式iPadと従来型のiPadでディスプレイの種類を変えていくのか…?
いやいや,このことだけを考えても妄想が止まりません。
今後の壁は高いですので,実現まではややしばらく時間がかかることにはなるでしょうが,Appleには根気強く研究を進めてもらいたい分野ですね。