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Denon「AH-D9200」+ TEAC「UD-505」で感動は得られるか?【Part2】〜取って出しの音質評価編〜

高級ヘッドホンの取って出し音質は?

 Denon「AH-D9200」+ TEAC「UD-505」で感動は得られるか…というテーマで,初の据え置き型USB DACを介したヘッドホンの音に挑戦しております。

 先日は,「AH-D9200」と「UD-505」の到着編,および今回の取組に関する考え方について書かせていただきました。  

 さて,今回からいよいよ「実践編」となります。 

 まずは「取って出しの音質」ということなのですが,以前の「MOMENTUM Wireless3」でも経験したように,
「恐らくは,当初の音はかなりひどいんだろうなあ…」
と覚悟しておりました。
 相当なエージングが必要なのでは…と。

 結果…。
 正にその通りの,少々不安な出発となりました。

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情報量の多さがベール感を生む…

 初聴きの素直な印象は…

△低音強すぎ
△しかも深みの足りないボワボワした大変残念なもの
△ボーカル帯の中音域が引っ込みすぎ
△低域が中・高音に被さって,透明感がまるでない
△全域にわたって厚いベールに包まれている感じ
△情報量が多いのは分かるが,それが「ベール」に直結している
〇音の情報量は多く,これまで聴こえなかった細かな楽器の音が聴こえる
〇楽器の音の「響き」が半端ない(孟宗竹のハウジング効果?)

といったところ…。

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 正直,エージング覚悟で聴かないと,結構なショックを受けるレベルです。

 高級機ということで,恐らくは変な色づけをしていないのでしょうが,音に力強さ,瑞々しさがなく,魅力に乏しい音のように聴こえます。
 「MOMENTUM Wireless3」も初聴きは低音もりもりでボーカル帯が埋まっており,バランスがとれるまでは手強かったのですが,それでも音のパンチ力は感じましたし,音の明るさ,分離感のよさははっきりと聴き取ることができました。

 しかし,この「AH-D9200」に関しては,「全体的に低調」という感じ。
 音の輪郭ははっきりしないのですが,妙に細部の音が聴き取れる…という感覚も何だか気味が悪かったですし,何しろ音に生命観を感じないというか…。魅力的に捉えられなかったわけです。

 恐らくは,非常に情報量の多い音故,十分にエージングされていない状況では,違和感を感じるほどに音が「団子」になって聴こえている…といったところなのでしょう。

 

音場もそれほど広くなく…

 「AH-D9200」のレビューを見ると,
「密閉型とは思えないほどに音場が広い」
「まるで開放型を聴いているかのよう」
という評価が多く見られます。

 本気を選択した要因の1つでもあるこの「音場」なのですが,初聴きの時点では,
「横方向にはまずまず広いが,特に奥行き感がない」
という印象。

 音場に関しては「MOMENTUM Wireless3」が絶妙すぎるのでしょうが,明らかに「AH-D9200」の方に物足りなさを感じます。
 果たしてこの部分は,エージングで解決するものなのか?

 ということで,取って出しの音質としてはかなりひどい部類に入ります。
 当然エージングを重ねていきます。とりあえずは30時間というところでしょうか?

 また,今回の音を聴いて考えたのが,
「バランス接続だったらどうだろう?」
というもの。
 調べると,SONYの「MUC-B20SB1」というケーブルが,「AH-D9200」に対応しているようで,こちらも試して見ようと発注をかけました。

 中・高音部の分離の悪さには,バランス接続が有効なはずです。
 付属のOFCケーブルに関しては,「非常に高品質」という評価が多かったのですが,こちらの印象もエージングとともに改善していくのでしょうか?

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 これはますます先が見通せなくなってきました!

 次回は,「30時間経過後」の音質評価です。
 もちろん最終判断とはならないでしょうが,一応の変化を期待したいところ。この時点で全くお話にならないようでは,覚悟を決めなくてはならないかも…。

 何だか心臓がバクバクしてきました!