「AirPods Pro2」にはステムがない?
2月に入り,3月のApple新製品ラッシュがいよいよ楽しみになってきました。
登場が確実視されている機種もあれば,噂段階の機種もあり…。
そんな中で揺れているデバイスの中に,AirPodsが含まれています。
無印「AirPods3」と「AirPods Pro2」の情報がうまく整理されない形で飛び交っており,
「何が正解なの?」
という状況になっていますね。
本命視されているのは,過去のリリースから2年を経過しようといている「無印」なのですが,ここに来て「Proも近い」という情報が出てきているのが問題です。
そんな中…。
「AirPods Pro2」とされる新しいレンダリング画像がTwitterで公開されたのですが,そのデザインが衝撃的。
「Galaxy Buds Live」のように豆化したデザインなのです!
「豆化情報」は初めてですが…
記事によると,
新型AirPods Proのコンセプト画像が,TwitterユーザーのApple Hub氏(@theapplehub)によって公開された
ということです。
こちらがその衝撃的な画像。
「Galaxy Buds Live」が「空豆」だとすれば,こちらは「ピーナッツ」。
デザイン的にはちょっといただけないと感じます。締まりがないというか…。
これまでの情報では,
「ステムはより短くなる」
という表現のものが殆どでしたので,いきなりの「ステムレス」はありえないのでは…と感じてしまいます。
使い勝手を考えても,ハウジングを現在並みのコンパクトなものにするのであれば,ある程度のステムがないと操作しづらいと思いますし,まずもって落下の危険性が非常に大きくなるのではないでしょうか?
現在でさえ,ワイヤレス化するイヤホンの落下,紛失が大きな問題となってる中で,今回のデザインは,なかなかに勇気がいるもののように感じます。外で落としたら最後…。見つけられない可能性が結構高いのでは?
物理的な操作を捨てるのか?
また,気になるのはその操作方法です。
現在のAirPods Proは,その短いステムにある感圧センサーを利用しての物理的な操作が可能です。
さまざまなワイヤレスイヤホンが出回る中で,レビューを見ていると,何気に見直されているのが「物理的な操作」だと感じます。
表面をスライドさせる等の操作方法では,どうしても操作を認識しない場合もあるようですね。
また,ステムのない丸っこいデザインのワイヤレスイヤホンでは,イヤホン本体に物理ボタンが装着されてる場合もあるのですが,これですとせっかく耳にジャストフィットしているイヤーチップが,操作によってずれてしまうことが多く,私は積極的に利用する気になれないでいます。
ですから,何気に「ステム」があることが有利に働くことも多いと思うのです。
なにも,「ステムがないから機能やデザイン性が優れている」というわけではありません。私は,
「AirPodsにステムあり!」
とAppleが宣言してもいいとさえ思っています。
ステムについて,iPhoneのノッチ同様,堂々とそのメリットや必要性を語られる日が来てもいいのでは?