カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

Denon「AH-D9200」+ TEAC「UD-505」で感動は得られるか?【Part4】〜Macミュージックアプリ イコライザー編〜

「AH-D9200」はイコライザーありき

 Denon「AH-D9200」+ TEAC「UD-505」で感動は得られるか…というテーマで,初の据え置き型USB DACを介したヘッドホンの音に挑戦しております。 

f:id:es60:20210130191505j:plain

 ここまで,「到着編」「取って出しの音質編」「30時間での音質変化編」と書かせていただきました。 

 さて,エージングが30時間を超え,当初感じていた全体を覆っていたベールのようなものが消え,団子状だった音が次第に分離するようになることで,本気持ち前の「シルキー感」が際立つようになってきたことは,前回お知らせしました。

 しかし,ボーカルを伴ったJ-POPを中心に聴く私としては,
「低音-中音-高音の出力バランスの悪さ」と「奥行き感のなさ」
が,ボーカルを気持ちよく聴くために大きな弱点となっています。

 前回も書きましたが,

・低音の量感が大きく,気持ちよく聴きたいボーカル帯が前に出てこない
・左右の広がりはまずまずだが,圧倒的に奥行き感がない

ということ。
 立体感のない平面的な音になりがちなんですよね。
 情報量は異様に多いですし,非常に滑らかな音なのですが,デフォルトの状態では心地よくないのです。

 そこでまず第一に取り入れたのが,「イコライザー」での音質調整です。

f:id:es60:20210206101800j:plain
 これ,「必須」です。
(クラシックなどは聴きませんので,あくまでも私の聴く範囲では…ということで,ご覧ください。)

 

ボーカル帯への低音のかぶりを抑えたい!

 この「AH-D9200」は,デフォルトのままだと締まりの無い低音がボーカル帯の中音域に思いっきりかぶり,ただでさえ張り出し感の弱い中音の主張を削いでしまうことになります。

 そこで,イコライザーで「低音を抑え,中・高音を強調させる」ことが,ボーカルを心地よく聴く近道だと考えます。

 そこで障害になるのが,
「Macで聴く場合,イコライザーの選択の余地がない」
ということ。これが大問題なのです。

 iPhone等でワイヤレス機器を使って聴く場合は,「iPhone本体のイコライザーとイヤホンやヘッドホンのアプリ」の双方で音質調整が可能です。特に機器側のアプリの存在が非常に重要で,融通の利かないiPhoneのイコライザーの弱点を補うことができるわけです。

 しかし,Macでヘッドホンを聴く場合,「ミュージックアプリ」のイコライザー機能しか音質変更する手段がありません(Apple Music経由の場合)。以前は定番のイコライザーアプリがあったようなのですが,MacOS Catalina以降利用できなくなっているようです。
 ただ,唯一の救いは,iPhoneではできない「自由なイコライザー設定(プリセット)が可能」であるという点。

 「ミュージックアプリ」を起動し,「ウインドウ」タブからイコライザーを表示させることで,簡単に音質調整が可能です。
 iPhone同様にデフォルトのイコライザー設定が数多く用意されていますが,正直どれで聴いても「AH-D9200」の中音を救うことはできません。「Vocal Booster」という設定もあり,中音域をやや強調してくれているのですが,これでも中音が埋もれたままの印象です。

 ということで,ここは自由にカスタマイズして記憶させる「プリセット」一択です。
 いくらでも登録することができますので,私も取り合えず試しては登録…ということを繰り返し,とんでもない状態になっております。

f:id:es60:20210206095059j:plain

 正直,今現在も「模索中」という段階です。中音を思いっきり上げ,低音は下げる…という考え方で調整することで間違いないようですが,このMacのイコライザー,結構シビアに反応してくれますので,音質の変化をはっきりと体感することができます。
 正直,このイコライザーのプリセット機能が無かったら,「AH-D9200」を自分寄りの音に仕上げることは不可能だったでしょう。

 それくらいMacでの音楽鑑賞においては重要なファクターだと感じました。

f:id:es60:20210206102437j:plain

 

しかし… 使い勝手が悪すぎる!

 しかし…。
 このミュージックアプリのイコライザー機能,使い勝手が悪すぎます。

 どういうことかというと…。
 プリセットを作成し,それを曲に反映させる場合,いちいち曲ごとの設定が必要なのです。デフォルトで用意されているの設定は,1回設定してしまえば,それ以降の全ての曲に反映されるのですが,プリセットはそうはいきません。
 何故このような設定になっているのか,意味が分かりません。

 そうはいっても,莫大な曲一曲一曲について設定するわけにはいきません。ネットを探し,いい方法を見つけました。プレイリストやアルバムといった,まとまりごとにプリセット設定する方法です。

 まずはミュージックアプリを立ち上げ,変更したいアルバムやプレイリストを表示します。
 ここで,「Command+A」(編集→全てを選択でも可)を推すと,以下のように全曲が選択されます。

f:id:es60:20210206100203j:plain

 この状態で「Command+I」(曲→情報でも可)で以下のウインドウを開きます。
 ここで「オプション」をクリック。

f:id:es60:20210206100531j:plain

 すると,以下のようにイコライザー選択のタブが表示されます。

f:id:es60:20210206100627j:plain

 ここで矢印キーをクリックして,お好みのプリセットを選択し,「OK」を推せば,選択した曲全てのイコライザー設定が同時に変更されます。ショートカットを使えば,超簡単に設定することができます。

 何かしらのグルーピングをしておかないと一曲ごとの変更になってしまいますので,お試しで聴いてみたい曲をとりあえず入れておくようなプレイリストもつくっておくといいかもしれません。

 ただし,これでもリストに入れた後に,新しい曲にプリセットを設定しなくてはいけない分けです。あくまでもプリセットの対応は「曲ごと」という考え方のようですので。

 いや〜,プリセット分に関しても,全体の設定で全ての曲に対応したり,少なくともプレイリスト内全体に自動で設定がかかるような仕様にしてもらわないと困ってしまうのですが…。

 Appleさん,何とかしてもらえませんでしょうか?

 さて,イコライザーを使うことで,課題の中・高音もある程度好みの音質に近づいてきました。しかし,「奥行きのなさ」という弱点は未だ残ったまま…。
 これを解消するために,「ケーブルの改善に取り組むことにしました。

 ターゲットは「ヘッドホンケーブル」と,UD505とMacを繋ぐ「USBケーブル」です。
 次回「ケーブル編」,乞うご期待!