欧州Appleオンラインストアから「LG UltraFine 5K Display」が取り下げ!
今年の1月には,24インチの「LG UltraFine 4K Display」が欧州のAppleオンラインストアからディスコンになった…という情報があり増した。
そして,今度は27インチの「LG UltraFine 5K Display」もディスコンです。
一体Appleに何が起きてるのでしょうか?
新型iMacと廉価版純正ディスプレイと…
記事によると,
1月下旬に24インチのLG UltraFine 4K DisplayがヨーロッパのAppleオンラインストアから取り下げとなったばかりですが,今回27インチの「LG UltraFine 5K Display」がフランス,ドイツ,イタリア,オランダ,英国のAppleオンラインストアで非掲載となった
とのことです。
日本では相変わらず販売されているために,全世界的な動きではないようですが,Appleの内部で何かが起こりつつあることは明らかですね。
1月には,Appleが廉価版の純正ディスプレイを計画しているのでは…という記事がありました。
現行の純正ディスプレイは超高額な「Pro Display XDR」しか選択肢がないわけで,今後外部出力が強化さめた「M1X」を搭載した「AppleSilicon Mac」が登場することを考えると,あまりにも厳しい状態です。
また,ここに来て「LG UltraFine 5K Display」がディスコンになった大きな理由は,「ディスプレイサイズ」だと考えます。
この秋にも登場が噂されている現行27インチiMacの後継は,ベゼルレス化されてディスプレイサイズが「29〜32インチ」程度に拡大されるのでは…と噂されています。
ということは,当然純正ディスプレイが現在の27インチでいいわけがありません。当然「新型iMacと揃えてくる」と考えられます。
また,ベゼルレス化されるiMacと同様,「Pro Display XDR」ライクなデザインにして見た目も揃えることで,iMacと純正ディスプレイとのマルチ構成をした場合の見た目上の統一感にもこだわってくると考えます。
ここで問題なのが,その「サイズ」。
本ブログでは,32インチである「Pro Display XDR」の上位機種としての優位性を保つために,新型iMacのディスプレイサイズは「29〜30インチ」程度に抑えるべき…と唱えています。まあ,「Pro Display XDR」持ちとしての「願い」という部分もありますが。
そんな中で「32インチではないのでは?」と考えるもうひとつの理由は,新型iMacの情報が出始めた初期の情報です。
以下の記事で紹介した情報では,従来の「21.5インチ,27インチ」が,それぞれ「24.2インチ,29.2インチ」になる…という予測が掲載されていました。
まあ,ここで紹介されているレンダリング画像は,Pro Display XDRライクのスクエアデザインではないなど,甘さの残る予測ではありますが,「21.5→24.2」という下位機種のサイズアップ予測に関しては現在主流である「24インチ説」に当てはまっています。
もしこの当時から新型iMacのディスプレイサイズが決定していたのだとしたら,「29インチ説」の可能性も十分にあると考えるのですが…。
新型iMac,純正ディスプレイ… どちらが先に姿を現す?
新型iMacは,Apple Siliconを搭載して今秋にも登場と言われています。
果たして,Apple純正ディスプレイの登場はいつごろになるのでしょうか?
個人的には,2021年半ばにMacBookPro14/16インチと同時導入…になれば,「AppleSilicon Mac」に弾みが付くのではないかと考えます。
もしそうならば…。
そのときに登場する純正ディスプレイのサイズが,新型iMacのディスプレイサイズになると予測します。