新型Apple Pencil?
亡きジョブズは,
「最高のスタイラスは指である」
と述べましたが,Apple Pencilが登場してからは,さすがのジョブズの言葉も説得力がなくなっていますね。
それほどApple PencilのiPad上でのパフォーマンスは優れています。
書き味,遅延…。黎明期に先端がゴムでできているようなタイプのペンが乱立していた頃には考えられないような快適さです。
まあ,まだ若干の遅延は感じますので,この部分が改良されれば,「書く(描く)」という基本的な部分に関しては問題がなくなるのではないでしょうか?
さて,新型iPad Proの登場が間近に控えるている予感がする今日この頃ですが,新型Apple Pencilとみられる画像がリークされました。
果たしてiPadと同時に登場するのか?
また,新機能は?
小型化? 光沢化?
記事によると,
Mr.White氏が,Twitterに新型Apple Pencilと称する画像を公開した
とのことです。
こちらが本体と先端のチップが別々になった画像ですね。
記事には,
「先端のねじ込みチップ(交換用のペン先)部分がかなり大型化していることもうかがえます。」
という記述がありますが,大きさの比率の問題で,この画像の「新Apple Pencil」が小型化されているのではないかと考えます。
「小型化」というか,「短く」なっているのではないでしょうか?
これまでのApple Pencilと比較すると,その「太さ」は変わっていないように感じますので。
意外なのは,第2世代にマット調になった本体が「光沢」素材になっていること。実際の触感は分かりませんが,もし第1世代と同様だとすれば持ちづらくなりそうです。
この画像からは分かりませんが,底面部分が第2世代同様にフラットにカットされているとすれば,それ以外の部分がラウンドしているデザインそのものは変わらないということになります。iPadでの充電を想定しているのであれば,当然装着されるためのフラット面が必要ですし…。
私,この形状が意外と持ちづらいんですよね…。
フラット部分の居心地が悪いというか。
結局,ダブルタップでの消しゴム機能との切り替えが思うようにいかなかったり,勝手に消しゴムに切り替わっていたり…。操作感の悪さにイライラいしたりします。
マットな加工になっている第2世代でさえ落ち着かないのに,これが光沢仕様になると,ますます安定しないのでは…という懸念が大きくなります。
まあ,誤操作しないようにセンサーの性能がアップしていれば問題ないのですが。
それにしても…。
マット加工の方が持ちやすいことは変わらないのでは?
小型化が意味することとは?
さて,「今後」のことを考えると,最大の関心事は「サイズ」です。
今回の画像が本物だとすると,第3世代は「短く」なって登場することになりそうですが,それは何故なのでしょう。
現行Apple Pencilは,使用していて「長すぎる」と感じることはありません。
むしろ,iPad画面の上部をクリックするような場合には,現在の長さがある方が好ましい場合もあります。
もちろん,携帯性ということを考えれば,操作感に影響がない程度で短くする…という考え方もあるでしょうが,私には「積極的」に小型化する理由としては弱いような気がするのです。
ここで妄想が働きます。
過去にも噂が浮上したことのある「iPhone対応Apple Pencil」です。
「iPhoneで使えるApple Pencil」ということを念頭に置くのであれば,Apple Pencilの小型化は最重要課題となってきますね。
ただ,今回の画像では「太さ」が変わっていないようですので,「iPhone専用」という位置づけではないとは思います。
それでも…。
iPhoneでの使用も考慮して小型化する…という発想はあってもいいと思うのです(殆ど願望レベルですが…)。
更に言えば,「折りたたみiPhone」「折りたたみiPad mini」「iPadmini Pro」等の,一定の画面サイズ以上の新デバイスが,今後数年で登場しそうな噂があります。
これらのデバイスで快適にApple Pencilを使用するとすれば,今回の「小型化」も腑に落ちるのですが…。
持ち運んで気軽に使用できるApple Pencil。
私は欲しいです!