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夏川草介「臨床の砦」が4/23に発売!〜コロナと向き合う現役医師による「ドキュメント小説」◇レビュー追記あり◇〜

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夏川草介さんの最新刊「臨床の砦」が4/23に発売!

 現在私が新刊を楽しみにしている作家さんの中で,トップ3に確実に入るのが「夏川草介」さんです。 

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 2019年の個人的ベスト5には,第4位に「勿忘草の咲く町で〜安曇野診療記〜」,第1位に「新章 神様のカルテ」がランクイン!

 2020年でも,「始まりの木」が第4位に…。

 「神様のカルテ」以来,医療を中心とする骨太のテーマに真っ正面から挑み,愚直なまでに真摯で魅力的な登場人物による葛藤を描いてきた夏川さん。
 それに加え,最近の作品では,やや堅苦しい感のあった文体にもゆとりが生まれ,これまで以上にストーリーに引き込まれる作品を連続して発表しています。

 「神様のカルテシリーズ」という絶対的な作品をもちながらも,多様な形態で自らの伝えたいことを表現しようとする開拓心にも感心させられます。
 2020年に発表した「始まりの木」は,「民俗学」という新たなジャンルに挑戦し,成功を収めています。

 そんな夏川さんの新刊が来ます!
 4/23,「臨床の砦」

 コロナと闘う現役医師ならではのドキュメント小説となっているようです。

 

「現役医師」だからこその「生の声」を聞きたい!

 何と,今回は「コロナ」がテーマ。

 夏川さん自身の経験を基にした「ドキュメント小説」ということで,期待が膨らみます!
 小学館の説明文には以下のような記述が…。

緊急出版!「神様のカルテ」著者、最新作
「この戦、負けますね」
 敷島寛治は、コロナ診療の最前線に立つ信濃山病院の内科医である。一年近くコロナ診療を続けてきたが、令和二年年末から目に見えて感染者が増え始め、酸素化の悪い患者が数多く出てきている。医療従事者たちは、この一年、誰もまともに休みを取れていない。世間では「医療崩壊」寸前と言われているが、現場の印象は「医療壊滅」だ。ベッド数の満床が続き、一般患者の診療にも支障を来すなか、病院は、異様な雰囲気に包まれていた。
「対応が困難だから、患者を断りますか? 病棟が満床だから拒絶すべきですか? 残念ながら、現時点では当院以外に、コロナ患者を受け入れる準備が整っている病院はありません。筑摩野中央を除けば、この一帯にあるすべての病院が、コロナ患者と聞いただけで当院に送り込んでいるのが現実です。ここは、いくらでも代わりの病院がある大都市とは違うのです。当院が拒否すれば、患者に行き場はありません。それでも我々は拒否すべきだと思うのですか?」――本文より

〈 編集者からのおすすめ情報 〉
現役医師としてコロナ禍の最前線に立つ著者が
自らの経験をもとにして克明に綴ったドキュメント小説。
2009年に第十回小学館文庫小説賞を「神様のカルテ」で受賞し、シリーズ(既刊5冊で累計337万部)を書き継いでいる夏川草介氏は、現役の内科医でもあります。コロナ禍の最前線で多くの患者さんと向き合う日々が、一年以上続いています。本書は、著者が2020年末から21年2月にかけて経験したことを克明に綴った、現代版『ペスト』ともいえる記録小説です。

 もちろん,夏川さんのこれまでの作品の強みは,夏川さんが「現役医師である」ということでした。
 小説はフィクションですが,当然そこに登場する医師,患者等は,夏川さんの経験に裏打ちされた「妙なリアリティ」を持ち合わせます。

 そして今回は「コロナのドキュメント小説」。
 これまで以上の「生々しさ」を感じることは確実でしょう。

 果たして,夏川さんは我々に何を伝えたいのか。

 興味はその一点です。
 近年では最も「早く読みたい!」という気持ちが高まっております。
 早く来い来い,4月23日!

☆追記 読後レビュー☆