iPadPro量産の噂
3月登場説が露と消えたiPad Pro12.9インチ。
これまでのAppleの新デバイス発表傾向からすると,どう考えても本来であれば「3月」での発表・発売を目指したかったのではないかと予想します。
先日の記事でも書きましたとおり,新年度始まりが4月という国はアジアを中心にかなり数存在しますし,iPhone発表を中核とするもうひとつの新デバイス発表時期である「9月」からちょうど半年という,市場へのカンフル剤という意味合いからしても,「3月」は絶好の時期だからです。
Appleとしてはこれまでにあまり前例のない「4月」の新製品発表ということになれば,サプライ品の調達不足等,何かしらの決定的な理由が存在するのでしょう。
今回は「MiniLED」の供給体制ですかね? 量産が2月末にようやく始まる…という情報もありましたので。
そして…。
ついに,新型iPad Proの量産が開始された…という記事が来ています。
これで4月発売に間に合うかな?
「iPad Pro 2021 Ramp」
記事によると,
Kang 康总氏が中国のソーシャルメディアWeiboに、「iPad Pro 2021 Ramp」と、短いメッセージを投稿した
ということです。
この「Ramp」とは,少量生産から大量生産(量産)に移行することを示す用語で,正確には「Ramp-up mass production」のことだということです。
今回情報をリークしたKang 康总氏は,「リーク情報的中率97.8%」を誇る方のようですので,かなりの信憑性があるのかもしれません。
ようやく一定数のMiniLEDが,組み立て工場に供給されるようになった…ということなのでしょうか?
イベントの有無は?
さて,新型iPad Proの発表が4月だとして,どのような形式での発表になるでしょうね。
先日まで「出る」という説が有力だった「AirPods3」は,出回った画像そのものがクローンだったのでは…と言われています。もしそうだとすれば,多くのリーカー,そしてわれわれもまんまと乗せられてしまったということになりますね。
最近は,あれだけのクオリティーの画像が出回ると,「ビンゴ」である確率が非常に高くなっている印象ですので,私も完全にその気になっておりました。
そして,AirPods3とiPad Proが同時にでるのであれば,何らかの「イベント」ということも考えられる訳ですが,これがiPad Pro,AirTag,AppleTV程度の発表なのであれば,いくらWEB上とはいえイベントの魅力が大きく低下するのは明白です。
サイレントでのリリースになるんじゃないですかね?
まあ,ユーザー側とすれば,発表方法はそんなに重要ではありません。Appleには,粛々と発表・発売に向けての作業をこなしてもらいたいと願っています。