MacOS,iOSのBeta版に新機種情報?
楽しみにしていた3月の新製品発表が4月にスライドしたと言われるApple。
中でも本命視されいたiPadProは,MiniLEDの初搭載に加え,M1チップと同等の性能
をもつと言われる「A14X」の搭載も大いに期待されていたところです。
また,新型iMacに関しても,21.5インチ後継機が先行発売になるのでは…という噂も根強くあるわけで,この3月が登場の一つの候補でした。
先日は,いよいよiPadProの量産が始まったという情報もお伝えしましたね。1ヶ月後に何があるか今から楽しみです。
そんな中…。
先日公開されたMacOS,iOSのベータ版の中に,新機種と思われる情報が含まれていることが判明したようです。
4月に一気に登場か?
やはり発表間近なのか?
まずはmacOS情報から。
「macOS 11.3 beta」のコード内から見つかったのは機種ID「iMac21.1」と「iMac21.2」だそうです。さらに,先にBloombergが報じていた新型「iMac」のコードネームである「J456」「J457」と,今回の機種IDが同一ものであると確認されたということで,何だか話が繋がり始めました。
次はiOS情報。
iOS14.5ベータ5内にある「13G」と呼ばれるGPUに関する記述が,これまでのチップ名の付け方や9to5Macが得た情報から,A14 BionicチップのバリエーションであるA14Xを示している…ということなのです。
また,9to5Macの調査によると,A14XはM1チップのコードネームであるT8103をベースにしている…ということまで言及していることから,かなり信憑性の高い情報であることは間違いなさそうですね。
更に…。
iOS14.5ベータ5からは,A14X搭載iPad Proらしきデバイス識別コードが4つ見つかったという内容も気になります。
それらは「J517」「J518」「J522」「J523」の4つなのですが,昨年6月にリーカーのFudge(@choco_bit)氏が,
ディスプレイサイズが大きいモデルのデバイス識別コードは「J522」小さいモデルは「J517」
とリークしていることからすると,どうやら今回のコードは,12.9インチだけではなく,11インチProの情報も含まれているようですね。
だとすれば,4月に,「MiniLED搭載の12.9インチPro」と「通常液晶の11インチPro」の両方が登場する可能性が高まってきたことになります。
OS内のコード情報の真偽やいかに?
今回のようなOS内のコード情報からすると,新型iMac,新型iPad Pro双方の開発が進んでいることは間違いなさそうです。
このうち,12.9インチProの登場は確実視されていますので,後は残りの機種の4月登場があるかどうか…ですね。
iPadProのディスコン,21.5インチiMacの販売機種削減等,最近のAppleは,明らかに「次」を意識したラインナップの整備を行っています。
これが「4月」に向けたものなのか,それともさらに先を睨んだものなのかは定かではありませんが,そう遠くないうちに大きな変化が起こることは確実です。
願わくば…。
「4月」にiMac21.5インチ後継機とiPadProが同時に登場すれば,一気にAppleの動きが活性化することになるでしょう。
その後のMacBookPro14/16インチ,AirPods3,iPhone13,AppleWatch7,iMac27インチ後継機,AirPodSPro2へと,怒濤の新機種ラッシュが待っているわけで,4月に発売する機種の選択は,以外に重要な案件なのかもしれません。