カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

折りたたみiPhoneのコンセプト動画公開!〜使い勝手が課題だよなあ…〜

f:id:es60:20210328100603p:plain

折りたたみiPhoneのコンセプト動画公開!

 2021年発売のiPhone13(12S)に関しては,Touch ID内蔵ディスプレイや常時表示ディスプレイ,高リフレッシュリートディスプレイ等,ディスプレイ周りを中心に,実際の使い勝手に関するアップデートが行われるようですね。
 巷では,2021年iPhoneは「マイナーチェンジ機」という見方をされているようですが,実際の使用に関する部分における変更という意味では,iPhone12シリーズよりも今回の方が大きくなるのでは…と考えるくらいです。

 12シリーズの「売り」であった「5G」が殆ど使えない状況である…ということも非常に痛かったですね。この部分に関しては,2021年もあまり期待できないようですが…。

 さすがに「驚くような新技術」という意味においては,現在の成熟しきったスマートフォンに多くを期待することは難しいでしょう。だからこそ,見た目や使用感が全くといっていいほど変わってしまう「折りたたみスマホ」の動向が気になるわけです。

 Samsungから登場している折りたたみスマホに関しては,未だ市民権を得ているとは言えない状態ですね。その価格,耐久性に対する懸念が払拭できないことに加えて,折りたたむことによる「使い勝手のよさ」を実感できていないのもその理由になるのかもしれません。

 果たして,今後,折りたたみスマホは市民権を得ることができるのか?
 その鍵を握るのは,やはり「折りたたみiPhone」が認知されるかどうか…にかかっているような気がします。

 そんな中…。
 折りたたみiPhoneのコンセプト動画が発表されました。
 皆さんは,今後「折りたたみ」が主流になるとお考えでしょうか?

f:id:es60:20210328093607j:plain


「開く」動作が鍵を握りそう…

 記事によると,

Samsung Galaxy Z FlipやMotorola Razrを彷彿させるような,クラムシェル型の折りたたみiPhoneのコンセプト画像が蘭メディアLetsGoDigitalにより公開された

ということです。

 動画も公開されているようですね。

 まずもって,昨年末から今年初めにかけ,折りたたみiPhoneの試作が行われ,どうやら縦開きのクラムシェル型の採用が濃厚になった…という情報が流れました。
 今回のコンセプト画像は,その情報を基に制作されているようですね。

f:id:es60:20210328093748j:plain

 裏側にはカメラ部の横にインフォメーション用のディスプレイが埋め込まれています。
 折りたたみにするというからには,何かしらの形で情報を通知するディスプレイを設置するものと思われますが,このようにカメラ部と同様のデザインになるのでしょうか?
 個人的には横長ディスプレイの方が好みですが…。

 最も耐久性が心配される折りたたみのヒンジ部はラウンドしており,本体上下がヒンジ部を巻き込むようにして内部に取り入れながら開く…という構造になっているようです。
 そのままカパッと開いたり,蛇腹状になっていたり…という初期のアイデアよりもかなり洗練されたものになっていますね。

f:id:es60:20210328100147j:plain
 また,上下に開く…という形状から,どうしても現行のiPhoneよりは縦長の画面になるようです。恐らくは,開閉の動作を行う上で,現行の横幅よりも狭い方が取り扱いしやすいという配慮もあるのではないでしょうか?
 しかし,これまで以上に縦長になることは,視認性という部分においてはマイナスになることの方が大きいと,個人的には考えます。

 このように,ほんのちょっと実際に使用することをシミュレートすると,私たちが現行のスマートフォンの使い方にいかに慣れてしまっているかが分かりますね。
 確かに収納には困りますが,通知が来た際の視認性やその後のレスポンスにおいては,「1枚画面」の現状のスタイルの方が好ましいことも多いわけです。

 更に,折りたたみ式になると,「画面を開く」という行程が加わることになります。
 これ,折りたたみスマホが普及する上での最大の壁になるのではないかと考えます。過去のガラケーよりも大きな筐体を開くという行為…。当然開きづらいです。横幅があることに加え,ガラケーのような厚みがないことから,指がうまくたたんだ画面の間に入らず,落下させるようなシチュエーションが多発するのではないでしょうか?

 ガラケーとスマホとでは,落下された際の危険度が格段に異なります。
「開く」ことへの安全性の担保が,今後の大きな課題となってくるでしょう。

 

10年後の端末はどうなっている?

 かといって,現行のスタイルが好ましいと考えているわけでもありません。
 年々画面サイズが拡大傾向にある現在の流れには疑問を感じますし,ポケットに入れて快適に使用できる適切なサイズ感という観念を無視しているようにも感じます。

 サイズ感。
 操作感。
 耐久性。
 堅牢性。

 技術的には枯れてきているスマホという端末ですが,全てにおいて満足できるというものは今後も登場しないのかもしれません。
 Appleが「折りたたみスマホ」という分野において,何を重要視するのか…ということについて今後も注意深く観察していきたいと思います。

f:id:es60:20210328100320j:plain

 それにしても…。
 10年後の端末って,一体どのようになっているのでしょうか?
 全く予想できないあたりが,空恐ろしくもなります。

スポンサーリンク