iPad Pro11インチの名が…
昨年度来,iPad Proのリニューアルに関する話題で登場するのは,何故か「12.9インチ」の名前だけでした。
「iPad Air4の性能が優秀なので,ディスコンになるのでは?」
「OLEDが搭載されると言われている次のモデルチェンジ期までリニューアルされないのでは?」
などと,その理由に関しては憶測されてきましたね。
ところが最近になり,
「11インチは液晶ディスプレイを搭載して,MiniLED搭載12.9インチと同時期に発表される」
という意見が優勢になり始めています。
先日は,「Appleの3月のイベントが4月に延期になった」という情報と相前後して,新型iPad Pro11インチのケースが4/6以降に販売される…という情報もお届けしました。
Appleの新製品情報の中でも,この手のサプライ品情報は結構信憑性が高いものが多く,今回の11インチProに関しても,実際の発表・発売とリンクしている可能性も十分に考えられます。
そんな中…。
今回は,iPad用のアクセサリー用貼付シールに「11インチPro」の名前が記載されている…という記事が来ています。
発表間近の可能性も…
記事によると,
11インチiPad Pro(第3世代)と記された謎のパッケージ画像を、リーカーのDuan Rui氏(@duanrui1205)がTwitterに投稿した
ということです。
こちらがその画像ですね。
「iPad Pro11インチ」用のアクセサリー用シールと見られますが,注目は
「3rd generation」
という記載があること。
現行のiPad Proは,2018年に発売された初代に次ぎ,2020年3月に発売された「2代目」です。当然,次期モデルこそが「3代目」となるわけですが,このシールにはしっかりと「11インチの"3rd generation"」と明記されているのです。
11インチProの新モデル,やはり登場しそうな気がします。
いくら何でも「チップ性能が2018年モデルと殆ど変わらない」と叩かれた2代目をそのままにて12.9インチと併売する…という選択はないように考えますので。
となると,気になるのはその登場時期ですね。
「4月後半」というのが一般的な説のようですし,新年度が始まってすぐに投入するよりも,少し落ち着いてからの方がいいのでは…という気持ちもあります。
しかし…。
昨年の「iPhoneSE」にしても,コロナの影響がなければ4月早々にでも発売したかったようですので,Appleからすると,
「発売の準備が整っているのであれば,少しでも早く世に問いたい」
という思いがあるのではないでしょうか?
とすると,前述した「ケースが4/6以降に発売」という情報とも考え合わせ,4月上旬の発表・発売も十分に考えられるのではないでしょうか?
MiniLEDと,液晶と,OLEDと…
もしこれまでの情報化正しければ,iPadはしばらくの間,「MiniLED」と「液晶」の2つのディスプレイが共存する期間が続きます。
更に,今後の「11インチのOLED化」ということを考えると,「ProはMiniLEDとOLED」「普及機は液晶」という棲み分けになることも予想されます
「M1と同等」とされる「A14X」チップの性能など,性能面でのジャンプアップに目が行きがちですが,現在が「ディスプレイの過渡期である」という認識をもってiPadを見ていくことも重要となりそうです。