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今後は「eSIM」が急成長する?〜iPhoneのデュアルSIM体制が快適すぎる!〜

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「eSIM」「デュアルSIM」使わない手はない…

 「"povo + 楽天Mobile"のiPhoneデュアルSIMで通話料0円計画」を実践しており,

「これで楽天Mobileが0円運用できるんだったらなかなかいいんじゃないの?」

と思えるくらいの満足感を得ています。

 「楽天Mobile」が一瞬フリーズしたことが1回だけあったり,「RakutenLink」での通話が郊外だとかかりづらかったりと,もちろん完璧というわけではありませんが,iOS版アプリのバグや楽天Mobileの回線網が原因だと思われますので,恐らくは今後改善していく事柄でしょう。
 楽天Mobileは,正式にはiPhoneに対応していないのが現状ですが,それなのにiOS版のアプリを出しているあたりに,
「正式対応はしていないものの,今後もiPhoneでの利用を想定していく」
という楽天Mobile側の思いが表れているように感じます。まあ,この日本において,iPhoneを無視して事業が成立するとは思えませんので,楽天Mobileとしても,Appleとの大人の事情で苦しい立場なのでしょう。

 そんな中…。
 今後ますます「eSIM」の需要が増加するであろう…という記事が来ています。
 いや,日本では「利用しない手はない」という状況になっていると考えます。

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格安SIMか,楽天Mobileか…

 記事によると,

調査会社のJuniper Researchによると,コネクティッドデバイスに搭載されるeSIMの数は,2021年には12億個だったのに対し,2025年には34億個に達するとのこと。これは180%の成長に相当する

ということです。

 180%増…。
 これ,正直私は,
「えっ? それしか増えないの?」
と感じました。

 恐らく今後発売されるであろう端末の殆どは,廉価版を除いてデュアルSIMに対応してくるものと考えられます。
 私としては,「物理SIM + eSIM」という形態のデュアルSIMが非常に有効だと考えます。

 eSIMは,それほど難しくないとはいえ,機種変更時にプロファイルの再読み込みが必要なようです。楽天Mobileに以下のように,初期設定と同様の手はずを踏まなければなりません。

 幸い,楽天Mobileでは,eSIMの再読み込みを行っても電話番号が変わることはないようですが,他の格安SIMでは,電話番号情報が一新されてしまう場合もあるようです。
 また,iPhoneのバックアップにおいて,eSIM情報が保存されることはないということで,物理SIMのように,「バックアップさえとっておけばまずは一安心」ということではないようです。

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 逆に,物理SIMは,チップ本体を機種変更するデバイスに差し込めば,即前機種の環境が戻ってくるわけで,移行手続き,トラブル等に関しては絶対的な強みがあるように感じます。

 ということは…。
 3大キャリアのような「メイン回線を物理SIM」に,楽天Mobileや格安SIMのような「副回線をeSIM」に…という利用が望ましいのではと考えます。
 この際,今回私が行っているように,
「メイン回線の料金をできるだけ下げる工夫をし,低料金の副回線を上手に活用する」
という利用方法が吉なのでは?

 こんな時に「通信量1GBまでは0円」という楽天モバイルの強さはえげつないものがあります。私は,20GB・2,480円という「povo」の信頼のau回線をメインに据え,通常はau回線でモバイル通信を行い,電話はRakutenLinkをauのモバイルデータを利用して行うことで,楽天Mobileのモバイルデータ通信量を基本的に「0」に抑えようと考えております。
 そして,ここまでの利用では,この方法で快適に使用できそうです。

 だったら…。
 大手キャリア+αという形で,デュアルSIMとしてのeSIMを積極的に利用しない手はないのではないでしょうか?

 

SIMロックの消滅でeSIM化が加速?

 近い将来,総務省は,端末のSIMロックを禁止する方向で動いているようです。

 だとすればなおさら,物理SIMにこだわる必要性が薄くなります。
 前出したような乗り換えのしやすさや万が一の際の安心感というメリットがあるとはいえ,私は「2025年に180%」という,今回の記事の予想データよりも急速にeSIMが広がる可能性があると考えます。

 諸外国のキャリア事情はよく分かりませんが,こと日本における昨今の急速なキャリア事情の変化を考えると,
「eSIMを使ってうまく立ち回ること」
を検討する価値は十分にあるのではないでしょうか?

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