「motorola razr 5G」がなかなかよさそう
GIZMODEで,Motorola「motorola razr 5G」の特集記事を見かけました。
本ブログでは,以前も折りたたみiPhoneの課題として「使い勝手」という点を論じたことがあったのですが,この点において「motorola razr 5G」は相当優秀だな…と感じましたので,本気の裏側に将来の折りたたみiPhoneを透かし見ながら,その使い勝手について考えてみたいと思います。
「折りたたんだまま」できることが大切!
まずもって「motorola razr 5G」の使い勝手で感じたのは,
「折りたたんだままで必要なことの大半ができてしまう」
ということに関する優秀さです。
その最大のキモは「サブディスプレイ」ですね。
いちいち筐体を開かなくても,普段使いで行う大概のことができてしまうのです。
通話したり…。
メッセージを送ったり…。
電子決済したり…。
音楽聴いたり,動画見たり…。
写真撮ったり…。
しかも,これらの動作が全く不満のないスピードで処理されるようで,「大画面が必要でない操作」の場合には,端末を開ける必要が無くなりますね。これは「使い勝手」の面では革命的だと思います。
やはり,折りたたみスマホ,特にフォルダブルタイプが普及するためには,ある程度の大きさと品質を兼ね備えたサブディスプレイが非常に重要となってきそうです。
本機種は「2.7インチ」のサブディスプレイということですが,大きければ大きいほど重宝しそうです。まあ,横幅とのトレードオフにはなりそうですが…。
こちらの動画では,取って出しのレビューもしていますね。
「落下」時がどうしても心配…
使い勝手に関しては,少し明るい未来が見えてきそうな気がしました。
iPhoneにおいても,上手にサブディスプレイを活用してもらいたいものです。
その上で…。
どうしても心配になるのが,堅牢性ですね。
大きいサブディスプレイを搭載する…ということは,それなりの大きさのガラスが筐体外側に設置されるということ。コンパクトになって,これまで以上にポケットに入れる…などのラフな使い方が増えるであろう折りたたみスマホですので,どうしても「落下」の可能性が大きくなるでしょう。
特にiPhoneは,外装にMetal素材を使用したりと,現行モデルでさえカバー無しでの使用ははばかられます。これが折りたたみ式になったら,ますます扱いには気を遣いそうな気もします。
「motorola razr 5G」に関しては,専用のカバーが発売されているようです。
なるほど!
折りたたみ部で分割した複数のパーツで構成されるカバーなのですね。これだったら折りたたみ式でも何とかなりそう。
折りたたみiPhoneの発売まではまだ数年かかるという噂ですが,「後出し」のメリットを最大限に活かし,誰もが納得するような使い勝手をひっさげて登場してもらいたいものです。
個人的には最優先事項は堅牢性であって,何だったらMetal素材を使用しなくてもいい…とさえ考えているのですが,皆さんはどうお考えですか?