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iPhone13のTouch IDでちょっと混乱…〜「ディスプレイ下埋め込み型」と「オンスクリーン型」の違いは?〜

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iPhone13の画面内Touch IDの方式って…?

 iPhone13の仕様が確定したという情報が流れ,その細かな仕様のリークが流れ始めています。  

 これまでも述べてきましたが,今回の改訂で私が最も注目しているのは「Touch ID内蔵ディスプレイ」です。iOS14.5ではマスク装着時のFace ID解除ができるようになる…という噂ですが,そもそもFace IDカメラでの認識は,様々な要素から「認識できない」というシチュエーションからは脱することはできそうにありません。精度的には最も信頼できるのでしょうが,使い勝手に制限が出るようでは本末転倒ですので…。

 iPhone13ではこの「Touch ID内蔵ディスプレイ」が搭載されそうですので,非常に期待しているところなのですが,この度その仕様面に関する記事が来ています。
 様々な仕様の中から,果たしてAppleはどのようなものを選択するのでしょうか?

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「オンスクリーン型」?

 記事によると,

Gizchinaによれば,iPhone13シリーズに搭載される指紋認証センサーは,ディスプレイ下埋込み型指紋認証センサーではなく,オンスクリーン指紋認証センサーになる

ということです。

 この記事を見て,私自身の中でも認識があやふやだったということに気付きました。
 つまり,「Touch ID内蔵ディスプレイ」には,「ディスプレイ下埋め込み型」「オンスクリーン(スクリーン内蔵)型」の2種類ある…ということのようなのです。

 「ディスプレイ下埋め込み型」は,文字通りディスプレイと指紋認証センサーが分離しており,ディスプレイの下部にセンサーを設置するタイプなのでしょう。
 反対に,「オンスクリーン型」は,ディスプレイの内部に指紋認証センサーを「内蔵」したものということですね。

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 前掲の記事で言及しているのは,
「オンスクリーン型になることで,ディスプレイが割れた場合にAppleや認定プロバイダー以外の修理業者が交換するのは困難になる」
という点。
 現在でもAppleデバイスの修理の選択肢はごく限られており,なかなかシビアなところがありますが,画面内Touch ID機が普及することで,その傾向がますます高まるのかもしれません。
 また,「画面修理」の代金が跳ね上がることも予想されます…。
 これ,AppleCareへの加入は必須になるかもしれませんね。

 

「超音波式」?

 本ブログでは,画面内Touch IDに関して,Appleが数々の特許を取得していることをこれまでもお伝えしてきました。
 しかし,iPhone13への画面内Touch ID導入に向けては,Qualcommの技術を導入するという噂も立っています。

 果たして,Qualcommの技術を丸々拝借するのか,それともApple独自の技術を組み込むのか…。これまで長年にわたって慎重に研究・検討して来た技術の投入ですので,その点にも非常に興味があります。

 そんな中,今回の紹介記事では,導入される「オンスクリーン型Touch ID」が「超音波式」であるということも言及されています。

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 「光学式」と「超音波式」の種類が主流の指紋認証センサーですが,「超音波式」の方が精度・認識速度の面で優れているようですね。採用が噂されていたQualcommのセンサーも「超音波式」のようです。

 記事には,

リーカーのマクガイア・ウッド氏は,iPhone13シリーズに搭載される指紋認証センサーは,新しいAシリーズチップの性能を活かし,フラッグシップ・Androidデバイスよりも広い範囲で高速に指紋認証すると伝えていた

という記述もあります。

 是非ともこの分野で先行していたAndroid機を凌駕するような機能・性能を実現してもらいたいものです!

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