「RF100mm F2.8L MACRO IS USM」いきなりの「お詫び」
Canon初のRFマクロレンズ「RF100mm F2.8L MACRO IS USM」を予約いたしました。
それでですね…。
まあ,予想はしていたわけですが,早くもその予想が的中いたしました。
そう,いきなりの「供給不足のお詫び」がCanonから出されたわけです。
これもいつものごとく「予想を上回るご注文をいただき…」という文言とともに,以下のレンズにおける供給不足に対する理解を求めています。
今回発表された3本のレンズに加え,従来からの供給不足を引きずっている面々がずらりと並んでいるわけで…。
私のオーダーした100㎜マクロはともかく,同時に発表された「400㎜」「600㎜」なんて,そんなに爆発的に売れるような価格でないにもかかわりず,見事に「ランクイン」。これはもう予定調和としか考えられません。
予約受付を待っていたかのように発表された今回の「お詫び」。Canonの「供給不足戦略」にもそろそろ嫌気が差してきました。
コロナ禍の影響も理解できるが…
もちろん,世界的なコロナ禍における製造業の苦しい立場も理解できます。しかし,どんどんと新しい機種を発表する割りには全く供給が追いつかない…という現状がずっと続いていることには,大きな違和感を感じます。
どうなんでしょうね?
「作れないんだったら発表しない」
という考え方は存在しないのでしょうか?
ある程度の球数を揃えてから発表・発売を行う…ということは無理なのでしょうか?
企業として,発売したからにはある程度市場の期待に応えるということは当たり前の考えただと思うのですが…。
まあ,供給を待っていたのでは新しい機種の発表がいつまでもできない…という考え方も分かりますが,「発売されたものがいつまでも手に入らない…」ということも問題のような気がします。
世界的企業であるCanonが,このような「自転車操業」的な戦略を迫られていること自体が異常事態なわけですが,それにしてももう少しうまいやり方があるように思えてなりません。
世界の半導体不足の影響はあと数年続く…という記事も見かけました。Canonの供給体制の混乱も,しばらくは続きそうです。
なんだかなあ…。