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15個のカメラモジュールを搭載? Apple製AR/VRヘッドセットは認知されるのか?

Apple製AR/VRヘッドセットは認知されるのか?

 次世代デバイスとしてかなり以前から注目されてきた感のある「メガネ型デバイス」。
 数年前に発売された「Google Glass」は,所謂拡張現実(AR)機能はなく,あくまでも「ヘッドアップディスプレイ」としての位置付けでしたが,一般的な普及には全く至っていません。

 そもそも,このメガネ型デバイスに関しては,ゲーム等の特定の目的において「拡張現実」を活用した体感型の活用を図るための「AR/VRヘッドセット」と,GoogleGlassのような「ヘッドセット」という二つの道が開かれています。

 一方はニッチな世界であり,なかなか一般には浸透しづらい印象ですし,もう一方は「メガネをかける」という装着方法が強いられる点で,違和感を感じることも多いでしょう。
 さらに,「一体どのようなことができるのか?」ということに関して不透明な点も多く,広く一般に認知されるためには,まだまだ一山二山ありそうです。

 そんな中…。
 Apple製AR/VRヘッドセットに関する情報が来ています。
 15個のカメラモジュールを搭載? 

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「独自OS」が存在か?

 記事によると,

TF Securitiesのアナリスト,ミンチー・クオ氏が、Appleが開発中の拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットには,15個のカメラモジュールが搭載されると伝えた

ということです。

 「15個」というなんとも贅沢な仕様になりそうなのですが,その内訳は,
・8個はARによるビデオ体験用
・6個が革新的な生体認証用
・1個が環境検出
に使用されるとのこと。

 クオ氏によると,15個ものカメラモジュールが必要な理由は,ヘッドセット外のデータ収集,ユーザーの視線を正確にトラッキングすることに用いるためのようです。
 これだけの贅沢な仕様で,果たしてどのようなことができるようになるのか…。注目はその一点ですね。

 また,「独自OS」の存在にも言及しているのが非常に気になります。
 ということは,ヘッドセット内にAチップを搭載し,単独での動作が可能…ということか?
 当然,「単独利用」だけではなく,iPhoneやMacと連動させて,より負荷のかかる描写を活用した疑似体験ができるようにしてくるでしょう。恐らくは,そのAppleデバイスとの「連動」のために,OSでの管理が必要なのではないでしょうか?

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 しかし,この手の技術はなかなか一般化していないというのが実際です。
 iPhone,iPadに搭載されている「LiDARセンサー」にしても,最初は面白がって多少は使いましたが,あまりに活用範囲が狭いことに加え,なかなか活用方法が広がらないため,現在は全く使用していません。いや,使いたくてもその「用途」が見つからない…というのが正直なところです。

 Appleには,これ程高額なヘッドセットを販売するのであれば,それ相応の「準備」をしっかりとした上でスタートを切っていただきたい。このあたり,Appleの苦手とする部分だと思いますので,見切り発車してしまうとやけどをしてしまう危険性が大きいと考えます。

 

「ヘッドアップディスプレイ」も準備?

 そして…。
 クオ氏の発言でもうひとつ気になるのは,「AR/VRヘッドセットだけではなく,Appleメガネも紹介される可能性」に言及している点です。

 当然こちらは「ヘッドアップディスプレイ」ということでしょう。
 Appleが,「AR/VRヘッドセット」と「ヘッドアップディスプレイ」の線引きを明確にした上で,別々の開発を行っているというのであれば,興味深くはありますが,なかなか険しい道のりになりそうなのは容易に想像できます。

 今年のWWDCで「新OS」の開発発表があるかも…ということですので,今年のWWDCは「未来志向」の発表会になるのかもしれませんね。

 

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