新型iPad Pro12.9インチに,以前のMagic Keyboardは使えない?
AirTagのオーダーは終わり,後は今秋の金曜日のiPad Proをどうするか…に関心が移っている方も多いはずです。
私は当然行くつもりです。
昨年第4世代の12.9インチを購入しましたが,第5世代は「M1搭載」「MiniLED搭載」と,ビッグチェンジと言える改訂ぶりですので,256GBあたりを候補に考えているところです。
実際に第4世代を使用して,やはり大画面は「強い」ということを実感しました。毎日のように外に持ち出すのであれば11インチの強みが発揮されるでしょうが,私は主に室内での使用。動画や画像を見る上でも,Apple Pencilの活用の上でも,もはや12.9インチ以外考えられなくなってしまいました。
すでに我慢できずに新色「マラードグリーン」のSmartFolioも購入済です(笑)。
このように,Appleデバイスを利用するに当たっては,その保護や利便性を考えるとオプション品の購入をセットで考えることが殆どです。Appleも純正品をリリースしてそれに対応してくれてはいます。まあ,少々お高くなってしまいますが,品質や快適性を考えると「ギリセーフ」といったところでしょうか?
しかし…。
この度発表された新製品のオプション品に関しては,非常に気になる記事が続きました。純正オプション品を売り出す場合において,やはりAppleには最低限のマナーは守ってもらいたいと感じる部分です。
新型iPad 12.9インチでは,級MagicKeyboardが使えない?
AirTag用「レザーキーリング」に,早速新色の噂?
明確な告知と責任あるリリースは必須!
今回立て続けに出てきた2つの情報を整理すると,
①新型iPad 12.9インチでは,級MagicKeyboardが使えない?
②AirTag用「レザーキーリング」に,間もなく3色の新色が追加される?
というものです。
まずは①について。こちらの方が問題は重大です。
先日の発表会で,新色のホワイトを追加する形で,新Magic Keyboardが発表されました。
各メディアの報道内容を見ても,「新色追加」という書き方がされていましたし,Appleからもその他の追加情報がありませんでしたので,私としても当然
「新色の追加だけで,その他には変更がないんだな。」
と考えておりました。
つまり当然,
「第5世代iPad Proは,これまでのMagicKeyboardでも使用できる」
と結論づけていたわけです。
更に,AppleのHPにおいても,
「iPadOS 14.5以降を搭載した12.9インチiPad Pro(第3世代,第4世代,または第5世代),11インチiPad Pro(第1世代,第2世代,または第3世代),またはiPad Air(第4世代)」
というシステム要件記述があり,Appleとしてもこれまで通り使用できることを明言したものと捉えておりました。
私が今回SmartFolioを購入する際にも,しっかりと第5世代対応(先代にも対応)ということ確かめてから購入しました。当然ユーザー側もしっかりと下調べをした上で購入するわけです。
しかし,MagicKeyboardに関しては,その後,
「12.9インチiPad Pro(第5世代)は,12.9インチiPad Pro(第4世代)よりも筐体が0.5ミリ厚くなったことで,新型Magic Keyboardにしか対応しない」
という記事が出てきたのです。
つまり,新型MagicKeyboardは3・4・5世代に対応するものの,新型iPad Pro12.9インチは今回発売の新型MagicKeyboardに歯しか対応しない…という異様な事態になってしまったということです。
いやいや,ダメでしょ!
最低でも,この事実をAppleがしっかりと説明することが必要です。
私はMagicKeyboardを利用するつもりはありませんが,今回第5世代を購入する予定のユーザーで,先代のMagicKeyboardをそのまま流用しようと考えている方は結構多いのではないでしょうか?
システムの準備に関しても,また金銭面での負担を考えても,メーカーとしてしっかりと事前に告知しておく責任があるはずです。
予約させて後出しはないわぁ!
次に②について。
オーダーが開始されたAirTagのオプション品ですが,「レザーキーリング」に関しては3色展開となりました。
私はサドルブラウンを予約済。そういえばiPhone7時代にレザーケース出使用していた色です。 懐かしい…。
しかし,ここに来て,早速新色が追加されるのではないか…という話題が来ているのです。
噂の発端は,AirTagレザーキーリングの未発表色である「カリフォルニア・ポピー」が,一時的にApple Storeアプリに表示されていたことによるもののようです。
真ん中のイエローですね。
間もなく3色の追加がある…とつぶやいているリーカーもいるようですので,どうなることやら。
もしこの新色追加が,数ヶ月後のことであり,販売の促進に繋げるものであれば納得です。
しかし,正式発売直後にすぐさま追加されるようであれば,Appleには「ユーザーを馬鹿にするな!」と言いたくもなるでしょう。
もし本当に「間もなく」ということであれば,「3色を後日追加する」ということを,4/23の段階で明記すべきです。
さて,Appleの対応やいかに。
個人的には非常に注目です。
Appleって,こういうところがあるのです。
ユーザーにしっかりと伝えない悪い癖。
「Apple One」導入時も,それまでのApple Music年間契約者への返金のやり方等,ユーザーの欲しい情報を自ら発信しないという悪癖をさらしました。
大企業だからこそ,細やかな配慮をしていく謙虚さが必要だと考えます。