Android版Apple Musicでも高音質化への動きが…
※この記事自体は,5/17にAppleが「ロスレス」「空間オーディオ」を正式発表する前に書いたものです。記事終盤に追記として新情報を掲載しています。ご了承ください。
Apple Musicに高音質のHI-FIプランが登場か…ということで,大きな期待をしているところです。
5/18にも登場か…という噂もありましたが,こちらのリーク元はこれまでにあまり実績の無いか多様で,話半分程度…というところでしょうか。
しかし,そのときは確実に迫っているように感じます。
この度,Android版のApple Musicでも,高音質化に向けた動きがある…と報告されました。
iOS14.6,Android版「V3.6」で降臨?
記事によると,
9to5Googleが,「Apple Music for Android」の最新のベータ版(バージョン3.6)のシステムファイルを調査した結果もロスレスオーディオストリーミングやロスレスオーディオファイルに関する記述が見つかったと報じた
ということです。
これまでの情報は,あくまでもiOSベースのApple Musicの話でしたが,今回のAndroid版での情報が加わったことで,「そのとき」が確実に近づいているように感じます。
今回の記事の中には,音質ごとの通信量の違いについての具体的な数値が掲載されていることに注目です。
これまでのAAC高音質(256kbps)の場合,3分の曲で6MBほどの容量で済むものが,高音質バージョンになると飛躍的にデータ量が増えていくのが分かりますね。
また,ここで興味深いのが,「ロスレス」「ハイレゾロスレス」という2種類の表記があることです。
「ロスレス」は所謂「CD音質」,「ハイレゾロスレス」は文字通りハイレゾ音源になります。Amazon Prime MusicHDでも,ハイレゾ級の音源が提供されていますので,正にガチンコでの高音質化を目指すというAppleの姿勢が読み取れます。
これ程の大きなアップデートということは,少なくてもOSのアップデートなどの明確なきっかけがないと対応できないでしょうから,早くてもiOS14.6,Android版「V3.6」の登場と同時のサービス提供と考えるのが妥当でしょう。
とすると,先日の「5/18説」はちょっと無理かな…とも感じます。
いずれにせよ,遠くない未来にApple Musicでも高音質での音楽が楽しめそうです。いや〜,話が急展開過ぎて頭がついていきませんが,このようなうれしいアップデートであればいつでも大歓迎ですね!
☆追記☆
そして,5/17の深夜になって,ついにAppleが「ロスレス」「空間オーディオ」を正式発表しました。
料金はそのままで,アプリ側の設定でロスレス設定可。
DAC性能に応じてハイレゾロスレスにも対応可…という嬉しい展開!
順次広がっていく空間オーディオには,現在のところあまり興味はありませんが,ロスレス・ハイレゾスロレスへの完全対応は朗報です!
6月の対応…ということですので,やはりOSアップデートをきっかけにサービスが始まるのではないでしょうか?
これは,6/1に発売される「IE900」や,現在使用している「HD820」「MinuetSE」での再生が非常に楽しみになってきました!