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「IE900」対策としてAstell&Kern「KANN-ALPHA」購入①〜HD820も鳴らせるがやはりイヤホン用で期待!〜

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IE900用にMobileDAP購入!

 先日,信頼するゼンハイザーのフラッグシップイヤホン「IE900」が発表されたことで,ついついポチってしまったことをお伝えしました。  

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 と同時に,個人的に課題が生じました。
 私は,恐らく今後のモバイル用途ではBLUETOOTH接続のイヤホン・ヘッドホンの利用が中心になるだろうと考え,MobileDAPを全て処分していたのです。

 もちろんiPhoneのLightningにアダプターを噛ませて3.5㎜で聴くという選択肢もありますが,IE900を購入してアンバランスで使用しないのはあまりにももったいないという話で…。
 IE900には,2.5㎜と4.4㎜のアンバランスケーブルが付属しているということで,「4.4㎜を利用した際の音質向上」という話も聞いていましたので,どうせだったら4.4㎜アンバランス端子を搭載するDAPを探してみました。

 私が以前使用していた「AK120」「AK120Ⅱ」のAstell&Kernで探してみると,「KANN-ALPHA」という機種があり,この機種,低インピーダンスのイヤホンやヘッドホンでも鳴らせる高出力機であるとのこと。ストリーミングにも対応しているということで,購入することにしました。

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がっちりとした筐体にスマホとの違いを実感

 まずもってこの「KANN-ALPHA」,かなりごつい筐体をしています。他のAstell&Kern機とは異なり,高出力を念頭に入れたコンセプトで製造されているということが影響
しているのかもしれません。 

 肝心の出力端子は3系統。

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 真ん中の太い端子が4.4㎜のアンバランス用です。ちょっと前までのAstell&Kernは2.5㎜中心でしたので,時代の流れを感じます。

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 対面はUSB-C。付属のケーブルは「C-A」となっていました。
 音量調節のフイールはカチカチとした触感のあるタイプ。

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 再生している音源によって周囲のLEDの色が変化するようです。

 肝心のIE900が発売前ですので,音については軽い印象程度ですが…(手持ちのWeston「UMPro30」で) 

〇「AK120Ⅱ」の世代のような「繊細だがか細い」というタイプの音ではない
〇繊細ではあるが,音の厚みを感じる
〇イコライザーをいじらなくてもバランスのいい音(以前はボーカル帯の主張や低音の厚みがが足りなかった印象があった)
〇適度な解像感はしっかり感じられる
〇「高ゲイン」にすると,HD820も一応は鳴らせた。聴けないというレベルではないし,HD820のよさを感じ取ることができるが,据え置きDAPである「UD505」との違いは歴然。音場が狭くなり音が痩せている印象が強い

 総じて好印象です!

 今後しばらく鳴らし込んだ状態にして,6/1にIE900が到着するのを待ちたいと思います。
 音質傾向として,しっかり厚みのある音を出してくれていることもあり,ダイナミットドライバー一発で力強く吹け上がりのいい音を鳴らすであろうIE900との相性はバッチリなのではないか…と予想しています。
 当然期待を込めてではありますが…。

 尚,私は本体の購入と同時に純正のケースも手に入れました。

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 本体が重くごついのに加え,エッジが効いているデザインのため,落下の際の衝撃も相当なもののように思えます。ケース必須です。純正は高いですが,Amazonでは半値以下のものもあるようです。  

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