Series7はスクエアエッジデザインに?
以前から,Apple Watchのデザイン変更に関する噂は存在していました。
初代が誕生して以来,その外観を殆ど変えていないApple Watch。
Series4ではベゼルレスデザインとなり,本体サイズも大型化されたものの,「デザイン」という点での変更はありませんでした。
その間,WearOSを利用したデバイスでは「円形」のスマートウォッチが主流となりました。
12月の記事でも書きましたが,個人的には「円形」の筐体が好みです。
まずもって「時計」をイメージできますし,アナログ時計表示した際に時計の盤面を大きく描画できます。スマートウォッチに何を求めるのか…に関しては個々で考え方が異なるとは思いますが,私にとっての第一義はあくまでも「時計」。その上でどのような付加価値を活用できるか…という点での「盤面内での機能の融合」を求めたいと考えています。
Series7に向けてのデザイン変更の噂に対しては,
「Apple Watchが円形デザインに変更するのであれば,今回がラストチャンス」
と考えていることは,前回の記事の時と変化ありません。
そして,今回具体的に出てきた情報によると,「スクエア」のデザインに変更は無いとのこと…。
「AppleWatch Series7」はスクエアエッジデザインになる?
エッジデザインでAppleデバイスが統一か?
記事によると,
プロッサー氏が,Genius Bar Podcastで,AppleTrackのサム・コールと対談。Apple Watch Series 7はデザインを刷新し,グリーンのケースをラインナップすると伝えた
ということです。
今回初回されたデザインは,上のような「スクエアエッジデザイン」。
iPhone13,iPad Proと同様のデザインですし,この度新発売されたiMac24インチとも共通します。
新型MacBook Airに関しても,これまでのウェッジ・シェイプを廃して,「Pro」のような平らでエッジの効いたデザインになると予想するリーカーもいます。
これらに加え,Apple Watchまでもがスクエアエッジデザインでくるとなると,Appleは各種デバイスのデザイン性を統一しようと本気で考えているようです。
残念… 「円形」はならず?
もしこの情報が正しいとすれば,残念ながら「円形盤面Apple Watch」は登場しないことになりますね。
今回のデザインは嫌いではありませんが,腕時計でエッジが立っているとなると,何かにぶつけたり,傷つけたり…といった使い勝手の心配が生まれるかもしれません。
そして…。
当然盤面自体には手が入らない…ということですので,現行のような,
「円形盤面の外側の四隅にコンプリケーションが入る」
というデザインも変化がないことになります。
この四隅のコンプリケーション,ものによっては文字や数字が小さすぎて読み取りづらかったりする場合も多いんですよね〜。デザイン的にも野暮ったくなりますし,四隅に無理矢理詰め込んだような窮屈さも感じます。
ことデザイン性や視認性ということを考えると,私としては円形の方が望ましいと考えるのですが…。
しかし,このタイミングであくまでもスクエアデザインにこだわった大刷新を行うということは,Appleが基本的なデザインを変えるつもりがないことの表れのようにも感じます。
機能は同等として,「円形とスクエア型の2機種展開にする…」という戦略はないものですかねぇ。コストの面から無理なんでしょうけど…。