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新型MacBookPro14/16インチは「M1X」と「Liquid Retina」でWWDCに発表?〜MiniLEDはお預け?〜

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次はいよいよMacBookPro14/16インチ!

 新型iPad Pro,iMac24インチが発売され,やや足踏み状態だったApple Silicon搭載機の歩みが再び始まりました。

 iPad Pro12.9インチに搭載されたMiniLED「Liquid Retina XDR」に関しては,通常の使い方にあってはこれまでのLiquid Retinaとの違いはそれほど顕著ではないように感じたことは,先日レビューしました。 

 日中の外での使用や,HDR動画の視聴等明確な目的があるのであれば,その輝度やコントラスト比の優秀さが存分に活かされます。ただ,本家(?)であるMac用Pro Display XDRの色味の正確性には届いておらず,これまでのLiquid Retinaでも十分…という印象の方が強かったことも事実です。
 しかし,いずれはMiniLEDが主流となっていくのでしょうから,これまでのLiquid RetinaをHDR対応にしたディスプレイ…という程度の考えたでいいのではないでしょうか。過度の期待は禁物のように思います。もちろん悪いものではないのですが…。

 さて,「次」が気になってきますね。
 「次」こそMacの本命「MacBookPro14/16インチ」です。
 搭載チップの名称からして散々揺れた経緯がこれまでありますが,最近になってその情報も落ち着いてきたように感じます。

 新型MacBookPro14/16インチは,「M1X」を搭載してWWDCで発表される?

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強力パワーと驚異のバッテリーもちを両立?

 記事によると,

YouTuberのLuke Miani氏が,14インチと16インチの新型MacBook Pro(2021)は,初登場となるAppleシリコンチップ「M1X」を搭載し,最大30時間も駆動するバッテリーを内蔵する可能性がある

と明らかにしたようです。

 今回のMacBookPro14/16インチの改訂では,Apple Silicon搭載になるのはもちろん,その他の面でも非常に大きな仕様変更がなされています。今回のLuke Miani氏の予想は,これまでの予想が非常にバランス良く取り入れられており,「登場近し」を感じさせる出来映えとなっているように感じます。

①搭載チップ

 今回の情報では,M1チップのグラフィック強化版である「M1X」を搭載するとさせています。一時期,プロッサー氏は「M2」説を唱えていましたが,最近の情報では従来どおりの「M1X」という名称を使う例が増えています。
 となると,「M2」はやはり「第2世代」と言う位置づけで,今年登場予定のMacBookPro14/16インチ,iMac27インチ後継機には「M1X」が搭載される…と考えるのが無難なような気がします。

 なお,M1Xは,「8つの高性能コアと2つの高効率コア,合計10コア。GPUは,16コアと32コア」を有すると言われています。

②バッテリー駆動時間

 省電力化の効いたM1Xの影響で,バッテリーもちが飛躍的に攻城すると言われていますが,今回の記事では,
「14インチモデルは23時間、16インチモデルは25〜30時間になる」
と予想されていますね。使い方のスタイルが変わるしベルの違いです。

③キーボード周り

 待望の(?)TouchBar消滅が実現しそうです。よくぞここまで引っ張った…と思えるほどに不評だったTouchBar。そりゃ,こうなりますよね。ファンクションキーの復活に歓喜!
 当然Touch ID内蔵のキーボードになるようです。

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④外部ポート

 そして,こちらも大変革の外部ポート。
 左側にはMagSafe,2つのThunderbolt/USB4ポート,ヘッドホン端子。右側にはSDカードスロット,HDMIポート,1つのThunderbolt/USB4ポートが配置されているとのことです。

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 Thunderboltポートが1つ減りますが,その代わりにSDカードスロット,HDMIポートが復活したことは大変喜ばしいことです。
 2016年に思い切りポートの種類や数を絞り込んだMacBookでしたが,TouchBar同様,こちらもAppleが白旗を揚げた…ということなのでしょう。
 シンプルさと不便さとは意味が異なります。さすがのAppleもやり過ぎれば反感の声が上がるのは当たり前です。

 

「今夏発表モデル」Liquid Retinaのみ?

 新型MacBookPro14/16インチに関してのもうひとつの謎は,「今夏発売」という噂と「2021年に発売延期」という噂が混在していたことでした。

 しかし,この謎にも今回の記事は答えを出しています。
 「今夏」発売モデルは,Liquid Retinaを搭載しており,MiniLED搭載モデルは「2021年」になる…というのです。

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 つまり,性能に関しては同じだが,MiniLED生産の都合上,発売を遅らせる…ということのようなのです。
 まあ,納得と言えば納得の理由ですが…。
 Appleとすれば,歩留まりの悪いMiniLEDよりも,今後のApple Siliconの発表スケジュールを優先させた…ということなのでしょう。
 今後,iMac27インチ後継機,2021年にはMac Proの発売が迫っています。とにかくApple Silicon搭載のハードを予定通り世に問うことが重要である…という判断は,間違っていないと考えます。

 本当にWWDCで発表されることがあれば,Apple Siliconの動きがいよいよ本格化していくことになりそうです。

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