ついにiPhone13の製造が動き出す!
新型iPad ProやiMac24インチが発売され,WWDCではMacBookPro14/16インチの発表も噂されるApple。
過密なスケジュールで新製品が発表される2021年ですが,iPhone13に関しては,例年通り「9月」の発表・発売が噂されています。
昨年度はコロナウイルスの影響を受け,発売時期がずれ込んだiPhoneですが,Appleとしては何としても通常のスケジュールで動きたいと最大限の努力をしているようですね。
そんな中…。
iPhone13の製造がついに動き出す…という情報が来ています。順調にいけばいいのですが…。
iPhoneの準備を最優先課題に
記事によると,
iPhone13シリーズに搭載されるであろう新しい「A15 Bionic」の製造をTSMCが開始したと伝えられていたが,それ以外の部品の製造と出荷が来月(6月)から始まるようだ
ということです。
まずもってTSMCが生産する「A15Bionic」は,A14同様「5nmプロセスルール」で製造されるとのこと。「N5」を改良した「N5P(N5 Plus)」ということで,性能的には飛躍的な伸びは期待できないのかもしれません。
次期「A16」は「4nmプロセスルール」で製造される…という噂が以前から流れています。これ,その前には「3nmプロセスルール」になるのでは…といわれていたものですので,さすがのTSMCも,そろそろ高精細化が非常に難しくなってきているのかもしれません。
この点に関しては,今後数年の動きを注視していく必要がありそうです。
また,A15以外の部品に関しても6月以降順調に量産が始まるようですね。
今回の記事では,主にセンサーの量産について触れられています。恐らくは,その他の部品に関しても6月以降続々と量産体制に入るものと思われます。
例年,「9月まではまだ日にちがあるな…」と油断していると,いつの間にか「すぐ目の前」という状態になってしまいます。盆休み等がある夏の慌ただしさを抜け,ふと気付くと9月が迫っている…という,日本人の生活様式がそうさせているのかもしれません。
そして,今年はそれにオリンピックが重なることで,これまで以上に「あっという間」に9月がやってくるのかもしれません。
世界的なチップ不足の中,Appleは以前から,iPhoneの生産に関してはその影響が出ないように準備を重ねているということが報じられています。MacBookやiPadに関しては今後の流通に影響がでる可能性も囁かれていますが,そんな中でもiPhoneの準備に関しては最優先課題として位置付けられているのかもしれません。
すでに「3ヶ月半前」です!
今年,従来どおりのスケジュールで発売されるとなると,すでに今の時点で,iPhone13発売の3ヶ月半前です。
今後のWWDC,MacBookPro14/16インチやiMac27インチ後継機の動向などに気をとられていると,9月中旬は恐らくあっという間に訪れることでしょう。
今年は確実に新型を購入します。恐らくは,オンスクリーン型Touch IDやノッチの縮小等,最近になっても噂として残っている新機能はかなりの確率で搭載されるのではないかと踏んでいます。マイナーチェンジと言われているiPhone13シリーズですが,個人的には大きな期待を寄せているところです。