センハイザー「IE900」到着!
e☆イヤホンにオーダーしていた,ゼンハイザー「IE900」が到着しました!
言わずとしれた,ゼンハイザーのフラッグシップイヤホンとなります。
「ワイヤレス」「ノイキャン」がその勢いを増してきている最近では,モバイル環境においては「ワイヤレス」へと完全移行していました。
特に,ゼンハイザーの「MOMENTUM Wireless3」と出会ってからは,その空間作りにおいてイヤホンとヘッドホンの越えられない壁のようなものを感じ,有線イヤホンへの投資は行わない日々が続いていました。
イヤホンに関しては,ノイキャンワイヤレス機に移行して,ほどほどの音を楽しもう…と考えたわけです。
そして,PCオーディオとしては,これもゼンハイザーの「HD820」とTEACのUSB-DAC「UD-505」,そして,DALIの「MinuetSE」にTEACのプリメインアンプ「AX-505」と,盤石とも言える環境を作り上げてきました。
しかし,そこに突然の「IE900」リリースの報せ…。
以前「IE800」を利用しており,音質は非常に気に入っていたものの,絶対的な装着性のある差から手放していたという過去があることから,どうしても「IE900」を試したくなってしまったわけです。
そして,ついにその「IE900」が到着しました。
アルミ削り出しのボディが購入感を醸し出す
外箱から取り出し,黒いボックスを開くと,驚くべき光景が…。
なんと。ちっこいボディが,だだっ広いスポンジの上に鎮座しております。
ゼンハイザー,真面目に考えてこれですか?
どう考えても笑かしにきてるとしか…。
このスポンジの下に付属品が入っているわけですが,もう少しセンスの良い「ご対面」の仕方があったのではと考えてしまいました。
そして付属品がこの通り。
左にイヤーピース。シリコンとウレタンが計6種類入っています。
私は,「MOMENTUM True Wireless」でお気に入りだった「シリコン・大」に期待。また,Jabra「Elite85t」で常用している「BeatsX 純正Lサイズ」も当然候補に入ってくるでしょう。
中央にあるのは,3.5㎜のアンバランスケーブル。
IE900には,この他にも2.5㎜と4.4㎜のバランスケーブルも付属しています。この2本は右側のケース内に…。
これだけ揃えば,ケーブルの違いによる音の精査もできそうです。
さて,本体がこちら。
なんといってもアルミ削り出しのボディが美しいですし,高級感が漂います。また,触ってみると,そのひんやりした感触が,センハイザーのフラッグシップを主張しているようでもありました。
こちら,MMCX端子なのですが,他社製ケーブルとの互換性がない残念な仕様。サードパーティー製ケーブルの計画もあるようですので,そちらに期待しましょう。
しかし,ゼンハイザーのケーブルは,その品質にも定評がありますし,耳当て部分の曲がり具合,さわり心地も抜群です。
本体の形状もIE800とは異なり,しっかりと耳にフィットするものとなっているため,装着感には問題なさそうです。
後は音質のみ!
使い勝手は問題なさそうなIE900。
となると,後は音質の問題だけですね。
ヘッドホンをもっていても,
「IE900を利用したい!」
と思わせるような音を奏でることができるかどうか…。
じっくりと確かめていきたいと思います。